鍋についた頑固な焦げを落とす!汚れを綺麗に撃退する方法
酸素系漂白剤でも焦げは落とせる
酸素系漂白剤は、基本的に重曹と似た成分ではありますが、熱することで汚れを分解する酸素の泡が出てきます。そのため、温めた状態で使用するのが効果的でしょう。
鍋の焦げつきに対してかぶるくらいの水を入れたら、酸素系漂白剤を適量入れてしっかりとかき混ぜておきます。そして沸騰するまで弱火にかけ、沸騰したら10分ほど煮て火からおろします。数時間放置した後に、スポンジなどで擦り洗いをしてください。
酸素系漂白剤は焦げに含まれる脂分も分解するため、重曹だけでは落とせなかった頑固な焦げ汚れにも効果が期待できるでしょう。
使用できない鍋もあるので種類には注意
これは重曹の炭酸水素ナトリウムという物質がアルカリ性の性質を持っており、アルミや銅と化学反応を起こすためです。一度黒ずんでしまった鍋は元には戻りません。
また、もともとデリケートな土鍋は扱いにも慎重になりたいですね。特に、金属製のたわしやクレンザーなどで強く擦り洗いをするのはNGですよ。鍋を傷つけて、余計に焦げつきやすくさせてしまいます。
焦げを落とそうと思ってやったのに効果がないばかりか、反対に鍋を傷めるだけになりかねないので気をつけましょう。
まとめ
万が一焦げついてしまっても、ここでご紹介したように水を沸騰させて焦げを柔らかくしたり、重曹や酢、洗剤などを活用したりすることで焦げは簡単に落とすことができるでしょう。
予防法と対処法を知っていれば、快適に鍋を使うことができそうですね。