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海の危険性を子どもと行く前に知っておこう。海の注意事項と安全対策

海の危険性を子どもと行く前に知っておこう。海の注意事項と安全対策

子どもから目を離さないように注意する

海は子どもだけでなく、親にとってもとても楽しいものです。しかし海は一歩間違えば、命の危険があることを忘れないようにしましょう。

親がシュノーケリングなどに夢中になって、子どもの様子を見ていないなんてことはありませんか?また子どもだけが波うち際で遊んでいて、親は離れたパラソルの下にいるなんてことはないでしょうか?

子どもは海に来たことで、いつもより興奮して注意力が散漫になっているかもしれません。また親の「大丈夫だろう」という過信や油断が、子どもの命を危険にさらしてしまうこともあります。子どもになにかあるときは、ほんの一瞬目を離したすきに起こることが多いものです。必ず子どもから目を離さないように注意しましょう。

天候と波の状況を確認する

海に出かけるときは、前もって天候と波の状況を確認しましょう。とくに注意したい天気としては、「強風」「波浪」「高潮」「雷」です。注意報が発令されているときは、目的の海岸が遊泳禁止となっていなくても入らないようにしましょう。

最近ではゲリラ豪雨など、急に天候が変わったり、スポット的に天気が荒れたりすることが多くなっています。せっかく海に来たからといって無理に入ってしまうのではなく、安全のためにやめる決断も重要ですよ。もし海に入っているときに、入道雲や黒い雲がかかったら急激に天気が変化する兆候なので、すぐ上がるようにしましょう。

また夏は台風が来る時期です。台風から離れている地域でも、波のうねりが強まることが多いので注意しましょう。

体調に注意し適度に休憩を入れる

楽しいと夢中になり、時間を忘れて遊んでしまうものです。しかし、体調に注意して適度に休憩を入れて遊ぶように心がけましょう。

子どもはたとえ怪我をしても遊びを止めたくないので、よっぽとでないと親にいわないことがあります。また直射日光や水につかることで、思いのほか体力を奪われているものです。親は大体1時間に1回は海から上がらせて、水分補給をしたり手足など怪我がないかチェックするようにしましょう。

小さな子どもを連れている場合は、休憩所として「海の家」など屋内の施設を借りるとよいですよ。海の家などがない場所では、パラソルなど日陰をつくり休憩をとるようにしましょう。異変に気づき判断に迷う場合は、必ず病院へ行くようにしてくださいね。

まとめ

夏が近づき「今年の夏はどこの海に行こうか」など、相談している親子もいることでしょう。夏の思い出に「海」は最適ですよね。しかし、海には危険があることを忘れないようにしましょう。

やみくもに海の怖さばかり子どもに伝えてしまい、「海嫌い」になってしまってはかわいそうですので、そこは上手に伝えるよう工夫してみてください。

海に入る際、危険を知ることは命を守ることにつながります。海での危険を知って対策をとるからこそ、楽しく海で遊ぶことができるのです。
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