シングルマザーでも楽しく生きる!子どもと一緒に充実した毎日を
ママと子どもの生活で困ったことは?
仕事も育児も全てひとりで行う必要がある
家に帰ってからは家事や夕食の準備に追われ、子どもと遊ぶ時間がないまま一日を終える日が続きます。子どもをかわいそうに思ったり、育児が十分にできていないのではないかと悩んだりもするでしょう。
身近に相談できる相手がおらず、一人で悩みを抱え込みやすいのもシングルマザーです。シングルマザーは、体力的にも精神的にも強くなることが求められています。
病気や入院したときに頼れる人がいない
入院するときは子どもを預かってくれる人を探す必要があります。頼れる親せきがいる場合はよいですが、いない場合はベビーシッターなどに有料で頼むことになります。費用がかさみますし、子どもが気になって安心して入院できない場合もあるでしょう。
このような状況で頼ってみたいのが、子育て支援センターなどの公的支援です。子育て支援センターでは子どもの一時保育をしていますし、ママが入院するときは児童養護施設で子どもが宿泊できるショートステイもあります。母子世帯は通常よりも安く利用できる制度もありますので、まずは相談してみましょう。
子どもがパパの存在を気にかける
あるシングルマザーは、「運動会には親せきを呼んでにぎやかにして、パパがいないことを感じさせないようにする」と話します。アメリカでは子どもにお願いされて、父親参観に男装をして出席したママもいるそうです。
子どもに悲しい思いをさせないめに、明るく振る舞うママは多くいます。あるママは子どもに「離婚してごめんね」と言いたくないそうです。離婚を悪いと思うよりも、子どものさみしい気持ちに寄りそって、「パパがいなくても大丈夫」という気持ちが持てるように、と話しています。
シングルマザーは幸せ!こんなメリットも
お金や子育てに関して自由が増えた
「離婚して自由になれた」というのがシングルマザーの気持ちです。自由は自己責任をともないますので、生活が楽になったわけではないのですが、苦しい中に幸せを感じられるのです。
「一生懸命お金を貯めて、子どもといっしょにテーマパークに遊びに行く」など、子どが喜ぶ目標を立ててがんばるママもいます。子どものためによりたくましくなれるのですね。
パパのための家事がなくなり負担激減
食事に関しては「帰りが遅いパパのために毎日温めなおしていた」「食事内容にこだわるパパに手間をかけて食事を作っていた」というママは、一人になって楽になれたと言います。洗濯も大人の男性の服は大きいので、パパの分がなくなると少なくてすみます。
掃除は、子どもが散らかしているなら「成長していくうちに学べば大丈夫」と思ってママはがんばれるのですが、パパが散らかしていたらイライラしますよね。もちろんどれくらいパパが散らかしていたかによりますが、パパがいないことで家事が楽になったというママは少なくありません。
母子で生きることでより絆が深まった
パパがいるとパパの気持ちを優先していたママも、シングルマザーになってからは子どものことだけを考えられます。たとえば、週末の出かけ先を「海がよい」というパパと「遊園地がよい」という子どもの間に板挟みになっていたママも、今は子どもの希望をそのまま聞いてあげられますね。
子どもが喜びそうなご飯を作ったり、子どもが好きなキャラクターの家具を買ったり、子ども中心に物事を考えることができます。ママの愛情が伝わりやすく、子どもも喜びますね。
シングルマザーの人生を子どもと楽しもう
離婚したことに後悔しないで
離婚後に子どもの心のケアが必要なこともあります。「パパといっしょがよかった」と言われて落ち込むママもいますが、子どもの気持ちになって、パパと協力することを考えてもよいのではないでしょうか。パパには子どもの父親としての役割をしてもらえるよい関係を作りたいですね。
ママが子どものことを真剣に考えていれば、その気持ちはいつか子どもに伝わります。子どものことで悩むということは、一生懸命に子育てしているよきママの証なのですよ。