40代主婦の医療保険を選ぼう！加入前にチェックしたいポイント

2019,7,14 更新

通院保障は入院前から必要かどうか

病気やケガで入院した場合、退院後も通院での治療が続くことが多いですね。そんなとき通院保障があると通院するごとに給付金が支払われます。最近は手術技術の向上などから入院日数が短く、通院日数が長くなる傾向があるため、通院保障は医療保険を決める上でしっかり検討したい項目の一つです。

通院保障は退院後の通院にのみ保障されるものと、入院前後の通院が保障されるものがあります。もちろん保障を手厚くすると保険料が上がりますが、保障範囲を退院後のみにし給付金額を6,000円にした場合と、保障範囲を入院前に広げ給付金額を5,000円にした場合とでは、保険料があまり変わらないこともあります。どこに重点を置くのかを考えて、保障内容を決めるように心がけてくださいね。

どんな特約をつけるのか

医療保険には様々な特約が用意されています。例えばがん、脳卒中、急性心筋梗塞の三大疾病と呼ばれる病気になった場合、一時金としてまとまったお金を受け取れたり、以後の保険料が免除になったりする「三大疾病特約」や、女性特有の病気にかかった場合、ほかの病気よりも手厚い保障を受けられる「女性特約」などです。また最近では乳がんで乳房を切除したあと、乳房再建術を受ける際に一時金が支払われる特約もあります。

特約はほとんどの医療保険で準備されていますが、その内容や保障の範囲、保険料などは商品によってまちまちです。せっかく特約をつけたのに対象外だった、とならないためにも内容をしっかり確認した上で保険料とも相談して、慎重に決めるようにしてくださいね。

まとめ

「もしも」に備えることは大切ですが、すべての不安に完璧に対応できるような医療保険に加入すると、家計を圧迫しかねません。まずはどんなリスクが高く、なにが不安かを考え、優先順位をつけるように心がけてください。

保険選びに悩んだらファイナンシャルプランナーや保険ショップなどで相談するのもよいかもしれません。その際は一つの意見に惑わされないよう、複数の意見を聞くことを忘れないでくださいね。保険選びは骨が折れますが、子どものためにも一度しっかりと考える機会を夫婦で持てるとよいですね。