地震を怖がる幼児とやっておきたい!命を守るための準備と防災対策
ハザードマップには、いろいろな種類があるので、地震防災・危険度マップ情報を使って、地震が起きたときに避難をする屋内・屋外それぞれの避難所の確認をします。避難所の確認ができたら、一度行ってみるようにしましょう。
ママも子どもと歩いたときにどれくらいの時間がかかるのか確認ができますし、子どもも一度歩いておくと、災害時に避難がしやすくなります。歩くときには、ぜひハザードマップを見ながら歩き、マップの見方も学んでおくとよいですね。
非常食や防災用品などを一緒に準備しよう
まず、持ち出し用の防災リュックの準備をしましょう。リュックの中には、飲料水、非常食、離乳食、懐中電灯、携帯電話の充電器、タオル、ティッシュやウェットティッシュ、防災頭巾、マスク、笛、救急用品、スリッパ、アルミシートなどを入れておきましょう。
自宅にも非常食や防災用品の準備は必要です。飲料水は1日1人3L、ごはん(アルファ米)、ビスケット、板チョコなどがあるとよいでしょう。また、ガスコンロ、水を入れるポリタンク、ラジオ、簡易トイレなどもあると便利ですよ。
「防災ママの心得」を知って命を守る
そのためには「防災ママの心得」をおさえておきましょう。災害が起きたときに、まずママがすべきことは「安否確認」です。子どもたちやパパは常に家にいるとは限りませんね。
幼稚園や保育所などで災害に遭った場合は、親が迎えにくるまで先生が子どもを守ってくれるので安心です。揺れが収まったら防災頭巾をかぶって子どもを迎えに行きましょう。
パパは帰宅ルートを確認し、どこの避難所を使用するのか前もって決めておきます。災害時は携帯電話がつながりにくいこともあるので、遠方の実家があれば勤務先への連絡を頼んでおくとよいですよ。
まとめ
子どもが災害を怖がるのは当たり前のことです。ご紹介した絵本や紙芝居などを使用して、災害時に身を守る方法を理解し、不安を取り除いてあげましょう。
また、親子で非常食や防災用品の準備をし、訓練をするのも大切です。日頃から災害が起きたときのことを話し合って子どもの身を守るようにしてくださいね。