幼児と冬のうたを楽しもう!ママと歌って踊れる定番曲をご紹介
幼児向けの楽しい冬のうたをご紹介します。歌って踊って、寒い冬も元気いっぱい過ごしましょう。定番曲から新しい手遊びやリズム遊びのうたについてもまとめているので、冬のうたのバリエーションを増やしたいママもぜひチェックしてみてくださいね。うたや手遊びは幼児期に必要な発達を促すこともできますよ。
幼児が喜ぶ冬のうた!定番曲編
心や体が温まるうた【たきび】
たきびにあたったことがない幼児でも想像力をかきたてられ、心や体があたたまる冬のうたです。【たきび】のうたの中には「北風ぴいぷう吹いている」冬の寒さの描写や、たきびに「あたろうか」と、相談しながら歩いている様子が、幼児に冬のイメージを楽しく感じさせてくれますよ。
テンポがゆっくりで同じ言葉が繰り返されるので、幼児も歌いやすいです。「かきねってなに?」「さざんかってなに?」などの会話もできて、古き良き日本や季節の風物詩を知るきっかけにもなりますね。
冬の寒さを感じるうた【北風小僧の寒太郎】
一緒にうたうだけでも楽しいですが、「北風小僧の寒太郎~」と、うたったら、「寒太郎!」と合いの手を入れて気分を盛り上げるのも楽しいですね。「ふゆでござんす」などのべらんめぇ口調が幼児には新鮮でおもしろいでしょう。
「いま、寒太郎が飛んで行ったね!」「風がヒュンヒュンいってるから、寒太郎が電信柱の上に立ってるかも」などとイメージを広げつつ、北風を楽しみながら歩くのもよいですね。
季節のうた【赤鼻のトナカイ、お正月】
このうたは「うちはみんなとなんで違うの?」と悩んでいた娘に作者がプレゼントしたお話にメロディーがつけられたものなのだそう。みんなと違う鼻のせいでいじめられていた「赤鼻のトナカイ」が、クリスマスにその赤い鼻で大活躍するというストーリーが素敵ですね。
【お正月】にはお正月の遊びがたくさん登場するので、このうたをきっかけに、日本の伝統的な遊びを楽しむのもよいですね。「もういくつ寝るとお正月」のフレーズは、日にちの概念や数字に触れるよい機会にもなりますよ。
幼児が喜ぶ冬のうた!ふれあい遊び編
手でゆきだるまを作ろう【ゆきだるま】
「小さい雪だるま」は人差し指で、「中くらいの雪だるま」は手をグーにして、「大きい雪だるま」は手はグーで腕の回し方を大きくして作ります。歌詞も「ころころ」「ごろごろ」「ごろんごろん」と雪だるまの大きさに合わせて変えていきます。
大きさに合わせて動きや歌詞だけではなく、歌い方やテンポも変えると変化があって子どもが喜びますよ。大きく腕を回せば、背中の大きな筋肉を使えるので、腕の動きだけのようでも意外とからだがポカポカと温まるうたです。
ほっぺでおもちつき【もちつきぺったん】
実際のもちつきのやり方や様子、おもちの柔らかさやあたたかさなどを教えてあげてから【もちつきぺったん】をうたうとイメージを膨らませやすくなるので、より楽しめますよ。ママや友だちが痛くないように考えながら行うことで、思いやりの心を持つきっかけにもなるとよいですね。
幼児は優しいママの手でお顔に触れられることが大好きです。うたいながらスキンシップすることで、楽しいのはもちろんですが、あたたかい気持ちも共有することができそうですね。
全身を使って踊ろう【ゆきのダンス】
「らんらんらん」と繰り返されるところでは、鳴り物を鳴らしたり、輪になって友だちと手をつないで横に歩いたりします。5~6歳の場合は、もう少し難易度を上げてリズムや歩く速さを早くしたり、うたの切れ目で「ヘイ!」と掛け声を出したりして、次は反対向きに回るなどしても楽しいです。
【ゆきのダンス】は、いろいろな年齢の幼児と一緒にうたって踊ってもよいでしょう。少し難しいパターンでも、小さな子は大きな子のまねをして楽しみますよ。
冬のうたを楽しむ!幼児期に合ったうたとは
音から言葉を覚える簡単にできるうた
言葉を覚えるには、簡単なフレーズがリズムよく繰り返されるものがおすすめです。楽しいリズムやメロディーのあるうたは、ただ言葉を聞くよりも子どもにとって覚えやすいので、言葉を覚えるきっかけになり、語彙力のアップにつながります。
また、リズムやメロディー、歌詞などを記憶しようとすることで脳の働きが活性化します。楽しみながら自然と記憶力を鍛えるトレーニングにもなっていますね。
前述の冬の定番曲もおすすめですが、【雪(ゆきやこんこ)】や【まつぼっくり】【ジングルベル】などもよいですよ。