母乳育児ママの生理再開はいつ?生活環境や体の回復との関係について
産後すぐの生理は悪露の可能性も!
悪露は、ほとんどの場合は産後1カ月を過ぎると出なくなってきます。ですが、悪露と生理は見た目が似ているため、産後すぐに生理が始まったと思っても実際には悪露である可能性があるのです。
生理再開のタイミングには個人差があるとはいえ、産後1カ月で正常な生理が再開するというのは考えにくく、もしも産後1カ月以内に生理のような出血が見られた場合は、悪露である可能性が高いでしょう。
生理であれば出血が1週間程度続きますが、悪露であれば数日で見られなくなります。ただし、1週間以上も鮮血が続くようなら子宮に異常が起きているかもしれないので、早めに病院へ行きましょう。
あまりにも生理再開が遅いなと感じたら
生理の再開と授乳には切っても切れない関係があるため、子どもが2歳を過ぎても授乳を続けていれば、産後2年以上経過しても生理がこないというママもいます。こうしたケースでは問題がないことが多いですが、実は病気が原因で生理が再開しないということもありえます。
プロラクチンを分泌する脳下垂体や甲状腺の機能に異常が生じていると、プロラクチンが過剰分泌されます(高プロラクチン血症)。この場合は治療が必要なので、「生理再開が遅すぎるのでは?」と感じる場合には、病院でくわしく診てもらいましょう。
まとめ
赤ちゃんの成長とともに授乳間隔が落ち着いてくると、プロラクチンの分泌も低下し生理が再開するようになります。再開時期は個人差が大きいです。
ただし、生理の開始が遅すぎる場合や、逆に早すぎる場合も子宮に異常があるかもしれないので、一度病院で相談してみてくださいね。