離乳食がママにとってストレスに。適度に力を抜いて取り組もう
赤ちゃんは産まれてからしばらくは母乳やミルクを飲み成長しますが、生後5カ月ごろを目安に離乳食を食べ始めます。しかし、離乳食を進める際にママがイライラしてしまうケースは多く、母親の自覚が足りないのではと落ち込むこともあるようです。離乳食を始めているママは一体どんなことにストレスを感じているのでしょうか。
ママが離乳食をストレスに感じるときは?
思うように食べてくれないとき
しかし、そんな頑張りとは裏腹にほとんど離乳食を食べないことも多く、そんな赤ちゃんにイライラしてしまうママも多いようです。月齢に合わせた食材の準備や調理、量の調節は大変なので、期待どおりにいかなかったときのショックは大きくなってしまうのかもしれませんね。
周囲に離乳食が順調に進んでいる赤ちゃんがいると、ママの焦りやストレスにつながることもあります。
イヤイヤ期と重なって座るのも嫌がる
このイヤイヤ期に離乳食の時期が重なると、椅子に座ることや、食べること自体も嫌がる赤ちゃんにママはお手上げ状態になってしまい、その後の離乳食がストレスに感じやすくなるようです。
離乳食とイヤイヤ期の問題はいずれは解消するものではあるものの、毎日のことなのでママの負担にもなりやすいです。パパに協力をお願いしてみるなどの工夫が必要かもしれませんね。
調理するのに手間がかかる
離乳食作りをしながら家族の食事の支度をしたり洗濯や掃除をしたりするなど、多くの家事を抱えている場合、離乳食ばかりに時間をかけることも容易ではありませんよね。それでも赤ちゃんには手作りのものを食べてもらいたいという気持ちが強いと、離乳食作り自体がママを追い詰めてしまう原因になることもあるようです。
離乳食を少し多めに作って冷凍保存するなど、調理の負担を減らす方法を模索するのも大切かもしれません。
離乳食を与えるときの心構えを変えてみよう
5カ月から始めなくても大丈夫
ママやパパが食事をしている姿に興味を持ったり、ママに時間の余裕があったりするタイミングでよいでしょう。離乳食から栄養や水分をとるわけではなく、まだまだ母乳やミルクがメインになるので、焦らずゆっくり進めていきましょうね。
子どもの月齢が近いママ友がいる場合、話を聞けば聞くほど自分の赤ちゃんと比較してしまい、不安を抱えやすくなります。それぞれの赤ちゃんとママにペースがあるのだということを頭に入れておくと安心です。
1回あたりの食事時間を決めてしまおう
ママはほかにもやらなくてはいけないことがあるのに、つきっきりで食事の世話をしないといけないので、思うように食べてくれないとイライラしてしまいますよね。
離乳食を食べ終わるまでにあまりにも時間がかかりすぎる場合には、1回あたりの食事時間を決めてしまうようにすると負担が軽減できますよ。どのくらい離乳食を食べたかは気にせずに、あらかじめ決めた時間で切り上げてしまいましょう。
子どもの意欲や興味を優先しよう
離乳食の進みが遅い赤ちゃんのママの多くは、しっかり食べてほしいという焦りや不安を抱えています。しかし、赤ちゃんの意欲や興味を優先することも大切です。赤ちゃんがやりたいようにやらせてみると、満足してモリモリ食べてくれるようになることもありますよ。
スプーンを持ちたい、手づかみ食べをしたいなどの思いを優先して、赤ちゃんを温かく見守りましょう。
ママがしんどいときは無理しない
ベビーフードを活用しよう
手間と時間がかかる離乳食作りは、赤ちゃんが食べてくれないときのママの心のダメージが大きくなりがちです。そんなときはベビーフードを活用してみるのもよいでしょう。
ベビーフードを活用することで、食材がどのくらいの大きさや柔らかさなのか、味の濃さや量などの目安をチェックすることもできます。赤ちゃんが好んで食べてくれるベビーフードが見つかったら、似たようなレシピや食材を試してみるのもおすすめです。