40代主婦が家にいる理由は?悩みや家でできる仕事について
40代の働くママが増えていますが、主婦として家を守るママもたくさんいます。中には働いたり外に出たりしたくても、様々な理由でできない場合も少なくありません。また、家にいる主婦ならではの悩みを抱えているママもいるでしょう。今回は、家にいる主婦の理由や悩み、悩みを解消するための方法などをご紹介します。
40代の主婦が働きたいけど家にいる理由
子どもが小さく家事と育児に追われている
働きたいと思っても保育園は空きがなく、ほかに子どもの預け先がないという場合も少なくないようです。また、家事に影響が出る、子どもと過ごす時間が減ってしまうというような理由から、家にいることを選ぶママも。
真面目で責任感の強いママはパパや周りに頼るのが苦手で、家事や育児をひとりできちんとこなそうとする傾向があります。そのため子どもが小さいうちは働くことを諦め、子どもと2人で家にいる時間が長くなるママも多いようです。
親の介護が大変で働けない
親も前より体力や食欲が落ちていたり、身体の不調を訴えたりすることが増えているのでないでしょうか。まだ先と思っていた親の介護が、現実味を帯びてきたというママもいるでしょう。
すでに介護が始まっているママもいます。育児や家事をしながら同居している義両親の介護や、離れて暮らす親のもとへ介護のために通っているような、大変な状況で介護をしているケースも多いです。
介護をする側の心身への負担は大きく、親から目が離せない、定期的に病院へ連れていかなくてはならないなど、時間的にも働くことは簡単ではありません。
更年期や体調不良が原因で外に出られない
更年期特有のめまいやホットフラッシュなどの身体的な症状や、イライラや不安感といった精神的な症状が起こり、外に出るのが億劫になることも。中にはひどい肩こりや頭痛に悩まされ、日常生活に支障をきたす場合もあります。
普段から几帳面で神経質なタイプは、更年期障害になりやすいといわれています。更年期の辛い症状は、産婦人科の医師に相談しましょう。
また、生活習慣の見直しやストレス解消を心がけることは、心身ともに元気でいるために大切ですよ。
40代の家にいる主婦の悩みとは
1日中家の中にいて誰とも会話がなく孤独
しかし、子どもの手が離れると1人の時間が持てるようになります。子育てがひと段落すると仕事を始めるママも多く、家にいるママは不安や焦りを感じてしまうことも。
40代になるとパパも責任のある役職についたり、大きなプロジェクトを任されたりと、仕事が忙しくなる時期です。帰りが遅いことや家にいても疲れていることも多く、ゆっくり会話をする時間も減っているのではないでしょうか。
1日中家で過ごし家族や友だちとの会話が少ないママは、孤独を感じやすい環境です。
地域やママ友などとの人間関係が苦手
反対に、内向的で人づき合いが苦手なママもいます。地域の人間関係は年齢層が幅広く、町内会の会合や掃除当番などにわずらわしさを感じるママもいるようです。
また、公園や幼稚園に通うようになると、自然に同じ年ごろの子どもを持つママと話をするようになります。
しかし、家庭環境や子育ての考え方の違いから一緒にいても楽しめない場合や、ママ友とのつき合いを面倒に感じるママもいます。楽しそうに話しているママたちを見て、子どもに申し訳なさを感じることや、うまくつき合えないことを悩む場合もあります。
これからかかる教育費や老後への金銭的不安
40代は仕事が安定し給料が上がることの多いパパは、金銭的な不安をあまり感じない年代のようです。しかし、働いていない主婦が金銭的な不安を感じることは、仕方のないことなのかもしれませんね。
習い事を始める年齢の子どもを持つ家庭も多く、出費がかさみます。また、この先必要になる進学などのための貯蓄が優先になり、老後の貯蓄は後回しになる場合もあります。
金銭面の不安はママひとりで抱えず、パパと相談して計画を立てるようにしましょう。
40代の家にいる主婦の悩みを解消しよう
孤独なら人と関わる機会を増やそう
自分の好きな習いごとを始めると、似たような趣味を持つ参加者と出会う可能性があります。専業主婦であまりお金をかけられないママは、自治体が行うリーズナブルな受講料で参加できる教室を探してみましょう。
小さい子どもがいるのなら、親子教室もおすすめです。子どもを通して自然にほかのママと交流する機会ができますよ。
また、町内会の行事やボランティアに参加してもよいでしょう。地域の人と関わりが持て、挨拶や立ち話ができる程度の知り合いが増えます。近所づき合いをしておくと、いざというときに頼りなりますよ。