子どもと一緒に冬支度!服装や乾燥対策、冬イベントの準備をしよう
日中でも風が冷たくひんやりしてきたら、そろそろ冬の到来です。みなさんは、「冬支度」はお済みですか?急に寒さが厳しくなって慌てないためにも、本格的な冬がくる前に子どもと一緒に冬支度を始めましょう。今回は、冬の服装や乾燥対策、冬のイベントまで、冬の準備について紹介します。
冬を迎える暖かい服を用意しよう
1着目はシンプルで動きやすいアウターを
限られた枚数でコーディネートするため、まず1着目は手持ちの服装とあわせやすいシンプルなものを選んでみましょう。黒やグレー、ベージュ、ブラウン、カーキなどの無地はコーディネートしやすいですよ。
また、動きやすさも大切です。ダウンジャケットは軽くて動きやすく、外遊びに大活躍してくれるでしょう。ブルゾンも、袖や肩回りにゆとりがあり動きやすいですよ。
本格的な寒さの前に冬小物も用意しよう
手袋は、グローブタイプとミトンタイプがあります。1~3歳ぐらいの小さな子どもであれば、着脱しやすいミトンタイプが便利ですよ。マフラーはデリケートな首につけるものなので、素材をよく見て選びましょう。また、首に巻きつかないよう被せるだけのネックウォーマーや、スナップボタンで留めるもの、輪に通すものなど、安全性も考えて選んでください。
洋服のアクセントにもなる冬小物、子どもと一緒にお気に入りを見つけてみましょう。
夜の冬支度!スリーパーや腹巻で寝冷え対策
長め丈ですっぽりと着るスリーパーは、寝ているときでも布団のようにはだける心配がありません。温かく軽量のマイクロファイバーや肌に優しいガーゼ素材、股下にあるスナップボタンでサロペットタイプにできるものなど色々ありますよ。
また、お腹を温めて冷えを防ぐ腹巻もおすすめです。肌に優しい素材で、通気性がよいものを選んでみましょう。腹巻は寝るときだけでなく、寒い冬の外出時に使える便利なアイテムです。ぜひ活用してみてください。
病気や皮膚トラブルのもと!冬の乾燥対策
加湿器や室内干しで湿度を調節しよう
冬は外気だけでなく、室内も暖房器具によって乾燥しているのです。乾燥すると、病気の原因であるウイルスが活性化します。また、喉や鼻の粘膜が乾燥するとウイルスの侵入を防ぎにくくなってしまいます。病気にならないためにも、加湿は大切です。
部屋全体を加湿するなら、加湿器がおすすめです。加湿の目安は、50~60%。低すぎるとウイルスが活性化し、逆に高すぎるとダニやカビが発生する恐れがあります。洗濯物を室内干しすることでも加湿を行うことができますよ。ただし洗濯物が乾いてくると加湿力が落ちてきます。加湿器と併用するなど、工夫をしましょうね。
お風呂はぬるま湯で20分以内に
冬は、「湯舟にゆっくり浸かって体を温めよう」と思いますよね。しかし、熱いお湯に浸かったり長時間湯舟に入ったりすると、必要な皮脂膜を溶かし肌の保湿成分が流れ出てしまうことがあります。そのため、肌が乾燥する原因になるのです。また、血行がよくなりかゆみが発生してしまうことも。
お風呂は、湯舟にゆっくり浸かることでリラックスできる場所でもあります。しかし、デリケートな子どもの肌を考えて、熱すぎるお湯は避け、長風呂にならないよう気をつけましょう。
入浴後はすばやく保湿剤をたっぷりと塗ろう
お風呂上りの肌は、体についた水分や汗が蒸発するとき、肌の水分も一緒に逃げてしまいやすい状態です。なるべくお風呂から出たら5分以内に保湿をして、肌の水分が蒸発するのを防ぎましょう。
保湿をするときは、子どもにも使える保湿剤を使用し、たっぷりと塗ります。お風呂上りは、子どもと自分のことで思いのほか忙しくバタバタしてしまいがち。そんなときは、浴室内で濡れたまま使用できる保湿ミルクを使用してみましょう。浴室内でサッと塗れるので、お風呂上がりが楽になりますよ。
冬に流行しやすい病気を予防しよう
冬に多い子どもの病気を知ろう
・インフルエンザ
数日から1週間ほど高熱が続き、寒気や倦怠感、筋肉痛などが特徴です。子どもは気管支炎や中耳炎などを併発することもあるようです。
・ロタウイルス性下痢症(乳幼児嘔吐下痢症)
激しい嘔吐と灰色から白っぽい下痢が特徴です。高熱が続くと脱水になる危険性もあります。
・RSウイルス感染症
発熱や咳、鼻水など風邪と症状がよく似ています。ただ、乳幼児は肺炎や細気管支炎などに重症化しやすいので、注意が必要です。中には、呼吸困難で入院するケースもあるようです。