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おままごとセットを手作りしよう!手芸が苦手でもできる簡単な作り方

おままごとセットを手作りしよう!手芸が苦手でもできる簡単な作り方

世の中には「おままごとセット」といわれるおもちゃが色々と発売されています。プラスティック製、木製、ステンレス製など素材もさまざまです。買うこともできますが、手作りできるならもっとよいですよね。布で作れば柔らかいので赤ちゃんでも安心です。今回は、手芸が苦手な方にも簡単にできる作り方をご紹介します。

おままごとセットを作るときのポイント

手軽に作りやすいフェルトを使って

昔は手芸屋さんにしかなかったフェルトも、今では100円ショップでさまざまな色・サイズのものが売られており、簡単に手に入ります。フェルトは、端切れなどに比べると分厚いですが、柔らかく扱いやすいのが特徴です。

フェルトとは、羊毛などに熱や蒸気を与え、圧縮して生地にしたものです。1~6mmのものが売られており、主流は、1~3mmです。100円ショップでは、規格の大きさのものばかりですが、手芸屋さんにははかり売りのものも置いてあります。

普通の布や端切れとは違い、かがり縫いや端を折って縫うことをしなくても端がほつれないのが、楽で便利なところです。色も豊富にありますから、作るものによって選べるのもよいですね。

縮まないフェルトでボンドは使わずに

ままごとの食べ物などを作りたいときに、「針と糸を使わずにボンドだけで作れないかな?」と考えているママもいると思います。でもこのおもちゃを使うのは、赤ちゃんや子どもです。

手芸用ボンド、フェルト専用ボンドともに、口に入れることを前提にして作ってあるわけではありません。安全面から考えると、子ども用のおもちゃを作るときは、ボンドなどの接着剤は使わないようにしましょう。またボンドの場合、洗濯すると取れてしまう恐れもあります。

また、フェルトは、水洗いすると縮んでしまいますので注意が必要です。30℃くらいのぬるま湯におしゃれ着洗剤を溶いて手洗いするか、洗っても大丈夫なフェルトを購入しましょう。最近では、100円ショップでも洗濯OKのものがあります。

小さいパーツはしっかり縫い付けて

ままごと用の食べ物などを作っているとき、実物に近くしようとするとさまざまなパーツが必要になってきます。たとえば、いちごの黒いつぶつぶをビーズで表現してみたり、ブドウの一粒一粒を作ってくっつけてみたりしますよね。でも、細かいパーツには注意が必要です。

まず、ビーズは小さいので大変危険です。つけないようにするか、絶対に取れないようにしっかり縫い付ける、取れていないかチェックを頻回にするなど気をつけるようにしましょう。

ブドウの粒は、取れないように縫い付けるか、もし粒を取り外せるようにするなら、口に入れても大丈夫な大きさにしておくようにしましょう。粒が小さいと喉に詰まらせる恐れがあります。

「しっかり縫いつける、チェックを怠らない」を徹底しましょう。

おもちゃをフェルトで手作りするメリット

洗えるフェルトで作ると衛生面も安心

木のままごと用品は、水がしみこんだり、塗装やニスが剥げたりするので、水洗いすることはできません。プラスティック製は、水洗いできますが、小さな穴が開いている場合もあり、そこから水が入り込んでしまうとカビの原因にもなりかねません。

その点、フェルトで作ったものは汚れたら洗うことができます。なにかをこぼしてしまったり、よだれでべとべとになったりしても、洗ってしっかり乾かすことができれば清潔に保てるので、ママも安心ですよね。

赤ちゃんや小さな子どもは、手に持ったおもちゃをすぐ口に入れたがるので、洗えるというのはママにとっても嬉しいことではないでしょうか。

子どもには、安心して使えるおもちゃを与えたいですよね。

軽くてやわらかいのでケガをしにくい

パパやママなど大人にとっては、木のおもちゃはぬくもりがあり、自然な素材を使っているので人気がありますよね。

しかし、小さな子どもにはあまりおすすめできません。投げると危険ですし、そのまま片づけ忘れたものがクッションの下などにあると、気づかずに踏んで怪我をしてしまう可能性もあります。

それに比べてフェルトで作ったものは軽くてやわらかいので、投げても床が傷つくことも、当たって怪我をすることもありませんし、踏んでも痛くありません。

子どもが、ものを投げない、お片づけをきちんとするということができるようになるまでは、フェルトで作ったままごと用品は、安全面でも優秀なおもちゃということがいえますね。

作るのも楽しい!ママの気分転換に

子どもがまだ小さいと、どこかに気分転換に出かけたい、何か趣味を持ちたいと思っても、時間もとれないし、何をしたらよいかわからない...と悩んでいるママも多いと思います。

そんなママの気分転換に、手芸は最適ですよ。手芸は子どもが寝ているときや何かに集中しているときに、道具があればパッとできますし、慣れてきていろいろ作れるようになってくると、もっと楽しくなってきます。なにより、自分が作ったもので子どもが遊んでいるのを見ると嬉しくなりますよ。

幼稚園や保育園に通うようになると、手作りで用意してくださいというものもいくつか出てきます。そのときのための練習も兼ねて、まずままごと用品から作ってみるのもよいのではないでしょうか。
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