コミュニケーションはいつからとれる?赤ちゃんとママの絆を深めよう
赤ちゃんとママとのコミュニケーションは、その後の成長過程に大きく影響を与えるといわれています。しかし、赤ちゃんとのコミュニケーションは、いつからとれるのでしょうか?ここでは、赤ちゃんとママの絆を深めるために、いつからどのようにコミュニケーションをとればよいのかをご紹介します。
赤ちゃんとコミュニケーションをとる重要性
赤ちゃんの愛着形成につながる
赤ちゃんが小さいうちからコミュニケーションをとることで、愛着が形成されると、情緒の安定や信頼感にもつながります。ママに愛されている、ママが守ってくれると感じることで、赤ちゃんは安心感を得られるのです。
「構ってほしい」とか「抱っこしてほしい」といった欲求をママが満たしてくれると、赤ちゃんの気持ちは落ち着きます。「まだおしゃべりができない赤ちゃんとのコミュニケーションは必要なの?」と疑問に思うママもいるかもしれませんが、小さいうちからコミュニケーションをとることは大切なことなのです。
心が豊かになり社会性や積極性が身につく
また、積極性を身につけるには、安心できる場所が大切になります。初めての場所や物に不安を感じても、「ママが近くにいてくれるから大丈夫」という安心感を得られれば、赤ちゃんは新しいことにチャレンジしてみようという気持ちにもなれるのです。
このように、赤ちゃんとコミュニケーションをとることは、その後の成長過程にも大きく影響を与えます。
泣いていないときも相手をすることが大切
赤ちゃんが起きていても、泣き出さなければ、ついついそのまま家事などほかのことを優先させてしまいがちですが、こういった時間こそ、赤ちゃんとコミュニケーションをとるよい機会なのです。
生まれてすぐの視界がまだはっきりしない赤ちゃんでも、ママの声は聞こえています。意味は理解できないかもしれませんが、気持ちは伝わります。ママの声が聞こえ、ママの温もりを感じられれば、赤ちゃんは不安になることもないでしょう。
月齢が低い赤ちゃんとのコミュニケーション
赤ちゃんの目を見つめることから始めよう
赤ちゃんと、どのようにコミュニケーションをとればよいかわからないというママは、まずは赤ちゃんの目を見つめることから始めてみましょう。できるだけママの顔を近づけ、赤ちゃんの顔を見つめてみてください。
笑顔のママの顔を見れば、赤ちゃんも喜んでくれるでしょう。口を開けたり、舌を出したりしてみるのもおすすめです。もしかしたら、赤ちゃんがマネをしてくれるかもしれませんよ。
クーイングにお返事をしてみよう
クーイングは、言葉の発達の始まりとされています。自分の出す声に反応して、ママがお返事してくれることがわかると、赤ちゃんは嬉しくなり、どんどん声を出すようになるでしょう。
「アー」「ウー」という赤ちゃんに対して、「なあに?」とか「おしゃべりじょうずね」と普通の会話のようにお返事してみてください。赤ちゃんが発した音をマネして、同じようなトーンで返すという方法もおすすめですよ。
ふれあい遊びでスキンシップをとろう
赤ちゃんの手をやさしく握って、一緒に動かしながらできる「いとまきのうた」や、メロディに合わせてくすぐったりなでたりできる「いっぽんばしこちょこちょ」といった昔懐かしい手遊び歌なら、誰もが一度や二度は見たり聞いたりしたことがあるのではないでしょうか。
手遊び歌は、赤ちゃんが楽しんでくれるのはもちろんですが、ママも明るい気分になれます。また、喜んでくれる赤ちゃんの笑顔にも癒されることでしょう。たくさんの手遊び歌があるので、いろいろ試してママと赤ちゃんのお気に入りのものを見つけてくださいね。