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幼児の生活リズムは?専業ママと働くママそれぞれの悩みとは?

幼児の生活リズムは?専業ママと働くママそれぞれの悩みとは?

幼児の生活リズムが整わず、悩んでいるママも多いのではないでしょうか。保育士に聞く理想的な生活リズムとは?他の家庭ではどんな生活リズムで過ごしている?生活リズム表とは?そもそも専業ママと働くママでは悩んでいるポイントも異なるのでは?といった視点から先輩ママを参考に幼児の生活リズムの見直しについてご紹介します。

幼児の生活リズムの理想と現実とは?

働くママに多い、幼児の生活リズムの悩み

働くママが「幼児の生活リズム」について困っていることに多いのは、夜寝る時間が遅くなってしまうことです。

仕事終わりに保育園にお迎えへ行き、買い出し後に夕食作り。ご飯を食べた後に食器洗い、お風呂に入れて、歯磨きをして、髪を乾かして寝かしつけをするまで、ノンストップで休む暇なんてありませんよね。気づけば夜の11時になってしまうというママも。

一般的に1~3歳児の理想的な睡眠時間は12~14時間、4〜6歳児の睡眠時間は10〜13時間とされていて、朝7時に起きるとして遅くとも21時代には寝たいところでなのですが、リズムを保とうにもやらなければいけないタスクが多く、上手に生活リズムを保てていない、という方が多いようです。

専業ママに多い、幼児の生活リズムの悩み

専業ママに多かったのは朝起きる時間が遅くなってしまうということが聞かれます。

夜、パパが帰宅した時にパパ用の夕食を準備していると、子どもが起きてきて、テンションが高まってついつい夜更かししてしまうことも。そうすると、朝はなかなか起きてくれず、10時に起床する家庭も見られました。朝食はとらず、毎日深夜就寝になっているなど、理想の生活リズムとは程遠いと落ち込んでいるママもみかけます。

幼稚園や保育園の入園を前に、焦って寝かしつけをかんばるのですが、なかなか寝てくれない話もよく聞きます。こういったケースの場合、子どもの睡眠時間は保てているのですが、決して良いリズムであるとは言いにくいですよね。

保育士に教えてもらった理想の生活リズム

では、理想の生活リズムとはどんなものなのでしょうか。子育て支援施設に勤務するママ保育士に聞いた、幼児とママの理想的な1日のスケジュールを紹介します。

まず朝は6時に目覚め、カーテンを開けてたっぷり日差しを浴び、朝食作りをスタート。午前中に洗濯物を干したり掃除などの家事をすませ、公園へ散歩へ出かけます。昼食後の14時からはお昼寝、そして目覚めたらおやつを食べます。16時には夕飯の買い出しをし、18時からは夕食作り。晩御飯を食べたら20時にはお風呂に入り、21時までには就寝するスケジュールです。

まさに理想的なのですが、そもそもママも働いていては無理な話ですし、すべてのママに期待するのは酷な話ではないでしょうか。

生活リズムを一定にすることから始めてみる

同じ時間に同じことをするのが大事

そもそも、なぜ幼児の生活リズムを整えることは大切なのでしょうか。実は最も大切にしなければならないことは、睡眠時間が削られていることや、寝坊してしまうことよりも、「同じリズムで生活する」ということです。

子どもにとって「新しいこと」は恐怖で「同じこと」は安心です。毎日、同じ時間に同じことをくり返すことは子どもの心の安定につながるのです。

眠らなくても布団に入る、子どものやりたくないことでも、指示を明確に出し続ける。変わることのない生活リズムを子どもたちは徐々に知り、ルールに合わせて行動できるようになるのではないでしょうか。

子どもの都合に合わせてばかりで疲れてしまっているならなおさら、生活リズムを大切に過ごしてみてくださいね。

自分に合ったサイクルを見つける

サイクルが一定であれば、すべてが理想的でなくてもかまいません。例えば、2歳の息子を持つある専業ママの場合、パパも出勤が遅めでママも朝が苦手なので、寝る時間は少し遅いけれどすべて夜のうちに家事をすませて、朝は9時起きにしているそうです。園に入るまではパパとの時間もしっかりとれるようにとそんなサイクルにしているとか。

逆にパパが早朝勤務で帰宅が早いBさんの家では、パパにも早寝を協力してもらって、家族全員21時には寝ています。パパがどうしても夜ゲームがしたいという日も、子どもが起きてきたらすぐにやめて寝ることを徹底してもらったそうです。家庭ごとのサイクルを決めて、家族で取り組むことが大切なのかもしれませんね。

生活リズム表を作って活用してみよう

子どもが園に通い始めてから、生活リズムが整ったという人も少なくありません。入園すると、登園時間が決められているので自然と早起きになり、毎日午前は外遊びをするなど、決められた日課に沿った生活をしているからでしょう。

「カバンをしまえたらシールを貼る」など、子どもたち自身が生活ルールを把握しながら取り組んでいるのも良いポイントです。ルールを可視化して遊び要素を取り入れるのは、家庭でも応用ができます。

「7時までに起きた」「朝、顔を洗った」など、スケジュールを表にして壁に貼り、実行できたらシールを貼るなどして、楽しく生活リズムを整えるのもおすすめ。リンク先のようなテンプレートを使ってみるのも良いでしょう。
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