マタニティ期間中に準備を!安心して出産にのぞむためにしておくこと
出産予定日が近づくにつれて、出産前にどんなものを準備しておくべきなのか気になってきますよね。特に初めての妊娠・出産の場合は、不安からついあれこれ買い込んでしまい、産後に後悔することも少なくありません。そこで今回は出産前に必要な準備について、わかりやすくご紹介していきたいと思います。
出産前に準備しておくとよいもの
妊娠中からずっと使える優れものバッグ
その中でも特におすすめしたいバッグが、コンパクトタイプのショルダーバッグです。コンパクトタイプといえども、マチがあるものや収納ポケットがたくさん付いているものを選ぶと、短時間のお出かけをする際に必要最低限の荷物を詰めることができるため、とても便利ですよ。また、ショルダーバッグは荷物の出し入れがしやすいことも、魅力の一つといえます。
タオルや着替えなど比較的かさばる荷物は、ベビーカーに積むか抱っこ紐のポケットに入れておきましょう。
陣痛中にあると役立つもの
・スマホ
時間を確認したり、パパや病院などへの連絡ができるだけでなく、陣痛の時間を記録できるアプリをダウンロードしておけば、陣痛の間隔を計ることもできます。
・飲み物
陣痛中は汗をかき喉が乾きやすいため、ペットボトルの水やお茶などを用意しておきましょう。また、ストローキャップを用意しておけば、横になったまま水分補給ができるため、おすすめです。
・テニスボール
陣痛中に腰など痛みがある部分に当てておくと痛みが緩和され、いきみ逃しにも効果があります。
入院バッグに入れる最低限必要なものリスト
・マタニティ用パジャマ 2~3枚
・授乳用ブラジャー 3~4枚
・産褥ショーツ 3~4枚
・母乳パッド
・産褥パッド
・洗面用具
・スキンケア用品
・タオル
・マグカップ
・スリッパ
・授乳用ガーゼ
・診察券
・保険証
・母子手帳
・お金
・靴下
・イヤホン
・スマホの充電器
こちらでご紹介した内容は、あくまで一般的に必要とされているもののリストです。病院が用意してくれている場合や、持ち物を指定されることが多いため、病院の指示に従いながら、荷物の中身を調整してくださいね。
また、赤ちゃんの洋服や靴下、おくるみなども、必要に応じて用意しておきましょう。
無駄な出費で後悔しないためのコツ
おむつは新生児パック一つで十分!
というのも、赤ちゃんによっては大きめに生まれてきたり、成長スピードが速かったりするため、思っていたよりもすぐにおむつのサイズが変わってしまうことがあります。また、おむつが肌に合わない可能性もあるため、たくさん準備しても無駄になってしまうことがあります。
おむつはスーパーやドラッグストアなどでも簡単に手に入るため、入院中に産院で使っている紙おむつと同じメーカーのものを使いたい、と思っているママは、出産前に準備するのではなく、退院時に寄り道をして購入しても遅くはありませんよ。
赤ちゃん用の体重計はレンタルがお得
特に新生児期は授乳量が足りているのか気になるママが多く、手元にあったらいいな、と思うものの、そこそこお値段がするため、敬遠しがちですよね。そんな方にはレンタルが断然お得です。
ベビースケールは最大12kgまで計測できるものが多く、2歳頃まで使うことができるようですが、一般的には生まれてから1カ月健診くらいまでの間にたくさん利用します。そのため、購入すると1万円前後するベビースケールも、1カ月のレンタルであれば2,000~5,000円くらいで済むため、無駄な出費を抑えたい、というママにおすすめです。
ネット注文できる物は事前にお店で確認を
産前には必要最低限のものだけ買っておき、哺乳瓶やミルク、おむつの予備などは産後に様子を見ながらネット注文で買い足すようにすれば、無駄な出費を抑えることができます。入院中に家族に注文をお願いする場合は、どのお店のものを買えばよいのか事前に伝えておくようにしましょう。
また、実店舗で目星をつけていたものが、必ずネットで注文できるわけではありません。そのため、ネットショップでも取り扱いがあるかどうかについてもあらかじめ確認しておくようにしましょう。
家族やパパが忙しくても安心の陣痛タクシー
なぜ「陣痛タクシー」なのか?
まず、救急車は絶対に出産に利用してはいけないというわけではなく、緊急性が高い場合には利用することもあります。しかし、一般的な陣痛や破水は緊急性が低いため、利用を控えましょう。
また、普通のタクシーは、移動中にトラブルが起こった場合に責任を負うことができないことや、破水などの場合は車内が汚れてしまう可能性があるため、乗車拒否をされることが多いのが現状です。
そのため、あらかじめ陣痛タクシーに登録しておくことをおすすめします。また、緊急性の高低が判断できない場合は、産院の指示を仰ぐようにしましょう。