赤ちゃんが大きな声で叫ぶのはなぜ?赤ちゃんが叫ぶ理由や対処法
今までは、小さな声で「あー、うー」といった声を出すだけだった赤ちゃんが急に「キー、キャー」と奇声を出して叫びはじめて不安に思っているママもいるのではないでしょうか。赤ちゃんが叫ぶのはいくつかの理由が考えられます。赤ちゃんにはよくあることですので、理由に合わせて対応しましょう。
赤ちゃんが奇声を発したり叫ぶ理由とは?
なにか不満なことを訴えかけている
たとえば、眠たいときです。赤ちゃんは眠たくなると、目をこすることがよくあるので分かりやすいかもしれませんね。眠たそうにしている赤ちゃんを見ると、寝ればよいのにと思いますよね。でも、自分1人ではうまく寝られなくて奇声を発することがあります。
また、寝ている途中に物音で起きてしまったり、外出するために起こしたりしたときに、まだ睡眠時間が足りていないとよく叫びますよ。
ほかにも、お腹が空いたり、暑かったり、おむつが気持ち悪くなったりなど、いろいろな不満を叫ぶことでママに訴えかけているのでしょう。
赤ちゃんは大声を出して楽しんでいる
はじめのうちは、まだ声の出し方に慣れていないので、ママがびっくりするぐらいの大声になってしまうようです。赤ちゃんの様子を見ると、笑顔で楽しそうにしていますし、赤ちゃんによっては手や足をバタつかせて機嫌よく遊んでいます。
言葉を少し話せるようになったり、寝返りしたり歩いたりできるようになると、別の遊びもたくさん覚えて自分でできるようになるので、落ち着いてくるでしょう。
友人ママの話では、楽しそうに大声を出して手をバタバタしているときは、ママがいても1人で楽しんでいることもあるそうですよ。
かまってほしい!と自己主張をしている
普段から赤ちゃんが泣くとママは「なにかあったのかな?」と、別のところで用事をしていても様子を見に行きますよね。それで、赤ちゃんもなにか声を出せばかまってもらえるということを覚えているのでしょう。
かまってほしくて叫んでいるときは、目を合わせてみましょう。それだけでママに気づいてもらえたという嬉しい表情をすることもあります。抱っこして話しかけてみたり、おもちゃを使って一緒に遊んだりしてみましょう。きっと楽しくなって赤ちゃんから笑顔があふれるのではないでしょうか。
赤ちゃんの様子を伺いながら臨機応変に対応
赤ちゃんの不満や欲求を満たして満足させる
ママは赤ちゃんといつも一緒に過ごしているので、表情や動きなどの様子を見れば「なにをしてほしいのか」「どうしたいのか」など、だいたい見当がつきますよね。また、機嫌が悪いときはけっこう表情に表れているので、「とにかく機嫌が悪そう」というのは分かりやすいです。不満や欲求を満たしてあげれば満足してくれるでしょう。
もし、赤ちゃんの欲求と違うことをしたら、さらに機嫌が悪くなることもあります。赤ちゃんもイライラしてそのうち泣きはじめるかもしれませんので、早めに気づいてあげられるとよいですね。
場所や時間を選んで叫ばせてストレスを発散
赤ちゃんが機嫌よく楽しそうに大声を出しているときは、静かにするよう注意せずに自由に叫ばせてあげるとよいでしょう。我慢させるとストレスが溜まりますし、泣いてしまうことがあります。
ただ、夜中だったり、電車のなかだったりすると周りに迷惑になりますので、少し声の大きさを抑えられるような工夫をしてみてくださいね。おもちゃや絵本で気をひくのもよいですし、ママが小声で話しかけるのも効果があるようです。
一緒に遊ぶことで欲求が満たされることも
食事の準備やお風呂の用意などで忙しいときもあるかもしれませんが、赤ちゃんが大声でママにアピールしていたら少しでもよいので一緒に遊んで、注目しているということが伝わるようにしましょう。
ダンス好きな友人ママは、赤ちゃんの前で手や足を大きく動かしてダンスしているそうです。そうすると、「とても喜んで赤ちゃんも一緒になって手足を動かして楽しんでいる」といっていました。