保育園入園後に引っ越しが決まったら？必要な手続きや転園の注意点

2019,5,14 更新

在園中の園への連絡は迅速にしよう

転園手続きはいつからという決まりはありませんので、引っ越しが決まったらすぐに始めておいたほうが安心です。新しい園での親子面談や下見、引っ越しの準備などこれからが忙しくなりますので、できることから迅速に済ませておきましょう。

園によって必要な提出書類が異なる場合があるため、遅くとも1カ月前には在園中の園へ転園の連絡をしておいた方がよいでしょう。事前に電話で連絡をして、転園する旨と必要な書類を確認しておくと手続きがスムーズです。

園としても今まで一緒に過ごしてきた子どもとお別れをするわけですから、心の準備が必要です。お別れ会や送別会を企画してくれるかもしれません。心の込もった会にするためにも、できるだけ早い時期に転園が分かっていたほうが助かります。

転園の前後は子どもへのメンタルケアが必要

転園が大変なのは子どもも同じです。環境が大きく変わりますから、転園の前後は子どもへのメンタルケアが重要になってきます。

0〜1歳での転園なら、比較的すぐに新たな園に慣れるかもしれません。しかし年齢が上がるにつれて環境の変化にとまどうことが多くなります。

転園前後に子どもが寂しそうにしているようなら「保育園が変わっても楽しいことがいっぱいあるんだよ」ということを明るく元気に話して聞かせましょう。そしていつもより多めのスキンシップを心がけましょう。

また園に協力してもらって「転園してもみんなあなたを忘れないよ」というメッセージを送ってもらうのもよいですね。家庭と保育園両方で、子どもへのメンタルケアを意識しておきましょう。

まとめ

保育園の転園手順は具体的には下の順番になります。
1.園に転園の連絡
2.転居先の自治体へ転園についての相談
3.転園先を決めて転園手続きをする
4.子どものメンタルケアを考えながら引っ越しまでの見通しを持つ

1はできるだけ早めがよいですね。2〜3は期限に気をつけて自治体の指示に従いましょう。

そして4が最も神経を使う部分です。引っ越しまでそのまま在園させてもらうか、子どもが寂しい思いをしないようにどう配慮するかなど、デリケートな課題がたくさんです。パパやママ、家族の協力が必須ですね。