男の子のおむつ替えのコツは?おしっこキャップの作り方や注意点
そして赤ちゃんのおむつを開ける前に、まず新しいおむつを開き、お尻の下に敷いて準備しておきます。これが素早く汚さずおむつ替えをするためのポイントです。
おむつを開いてお尻ふきできれいに拭いたら、おむつのギャザーがしっかり立っていることを確認し、おへそが隠れるくらいまでおむつを引き上げて、左右対称にテープをとめましょう。締め過ぎず緩め過ぎず、お腹とおむつの間にママの指が2本入るくらいの余裕を持たせるのが適当です。
最後にギャザーがきちんと立っているか、もう一度足回りを見ておきましょう。
たっちしたら、パンツタイプのおむつをはく子も多いでしょう。パンツタイプのおむつ替えは、新しいおむつを先に膝のあたりまではかせておいて、今まではいていたおむつを破いて脱がせれば、素早くおむつ替えができますよ。
おむつ替えの注意点は?
まず、赤ちゃんの関節はまだ柔らかいので、強く引っ張ると外れてしまいます。おむつ替えのときに足を引っ張り過ぎて、股関節脱臼にならないように気をつけましょう。
次に、足を上に上げ過ぎるのもよくありません。赤ちゃんの胃はまだ未完成なので、足を上げてお腹を圧迫すると、もどしてしまうことがあるからです。
そして、汚れはきれいにふき取れていますか?お尻の割れ目やひだの隙間、おちんちんの裏側も汚れていますから、忘れずに拭きましょうね。
赤ちゃんがおむつ替えを好きになってくれると、おむつ替えが楽になります。ママは赤ちゃんの目を見て話しかけながらスキンシップをとって、赤ちゃんを喜こばせましょう。
話すことはなんでもよいですが、思いつかないなら、「今テープをとめてるよ」など、ママがしていることを実況中継するのもおすすめです。赤ちゃんはじっとママを見つめながら聞いてくれることがありますよ。おむつ替えのときにだけに渡す、特別なおもちゃを用意するのもよいですね。
おむつかぶれを防ぐためにできること
おむつかぶれってどんな症状?
皮膚が赤くなったり、おちんちんに小さなぶつぶつができたりといった症状から始まり、悪化すると皮膚がただれたり、水ぶくれができたり血がにじんだりと、痛々しい状況に陥ります。
また見た目には変化がなくても、赤ちゃんがお尻をかゆがったり、極端におむつ替えを嫌がったりしているときは、おむつかぶれができかけているのかもしれません。早いタイミングで気づくことができれば、それだけ治療に要する時間も短くなりますから、赤ちゃんの様子がおかしいなと思ったら、注意深く観察するようにしてくださいね。
原因や対策方法を知ろう
・おしっこやうんちによる刺激
・汗や湿気による蒸れ
・おむつの素材が肌に合っていない
・おむつやおしりふきで肌がこすれる
以上の原因を踏まえて、赤ちゃんがおむつかぶれにならないためには、どうすればよいのか考えてみましょう。
まず、おむつは汚れたらこまめに交換すること。特に下痢のうんちは刺激性が非常に高いため、放置してしまうと、すぐにおむつかぶれができてしまいます。
次におむつを交換するときは、きちんと拭いて汚れを落とすこと。ただしこすり過ぎは肌に負担をかけてしまいますから、優しくぽんぽんと押さえるように拭きましょう。このあと新しいおむつをすぐにつけると蒸れてしまうので、乾かしてからつけてくださいね。
おむつかぶれになってしまったら
まず肌を清潔に保つように心がけましょう。触れると痛がる子も多いので、おしりふきで拭くのはおすすめできません。シャワーで洗い流し、乾いたタオルでそっと押さえます。シャワーが大変なときは、ボトルにお湯を入れて、おむつの上でかけるとよいですよ。
次に家の中では、できるだけおむつを外す時間を作りましょう。蒸れから解放するためには、おむつを外して通気性をよくするのが一番です。
そして小児科に行きましょう。実はおむつかぶれのように見えて、カビによる感染症の場合があり、この場合、家庭のケアだけでは治癒しません。また小児科に行けば、うんちやおしっこの刺激から肌を守る軟膏も処方してもらえますよ。
まとめ
おしっこキャップは手作りできますので、おしっこをかけられて困っているママは、一度試してみてくださいね。手作りの温かみを感じますし、使っている様子もかわいらしいですよ。
おむつかぶれに気をつけて、おむつ替えの時間を、ママと赤ちゃんの素敵なスキンシップの時間にしましょうね。