非常食や水の備蓄を見直そう!乳幼児のいる家庭での備え方とは
水なしで温かいミルクを調乳できるものも
ミルクの作り方としては、まず缶の底を押すと中の水が加熱されるので、10分ほどして加熱が終了するのを待ちます。缶が手で持てるくらいになったら缶のプルトップを開けて粉ミルクを入れ乳首を被せ、振って混ぜて人肌くらいに冷まします。
乳首を被せた缶は哺乳瓶代わりになり、清浄綿で乳首を拭けば清潔に授乳ができますよ。時間はかかりますがカセットコンロがなくても加熱ができて人肌のミルクが作れるのは嬉しいですよね。このミルクセットの賞味期限は1年半です。
乳幼児の成長に合わせて定期的な防災準備を
乳幼児のうちは定期的に年に3回くらいは防災用品のチェックすると、サイズアウトや賞味期限切れで備蓄品を無駄にせずに済みますよ。カレンダーにチェック予定日を記入しておくと忘れにくいかもしれません。
離乳食が進み子どもの成長に合わないベビーフードになっていたり、おやつの好みが変わっていたりする場合もあります。被災したときは食事やおやつでほっとしやすいので、なるべく子どもが好む食料を備蓄しましょう。
また、子ども用の備蓄品をチェックするついでに、大人用の水や食品の賞味期限も合わせて確認するとよいかもしれませんね。
まとめ
赤ちゃんの調乳用には加熱殺菌済みの純水も備蓄しておきましょう。調乳にはお湯が必要なためカセットコンロや鍋も用意しておくとよいですよ。
できれば使い捨ての哺乳瓶を備えておくとよいかもしれません。また、手軽に授乳できる液体ミルクもあると便利です。
成長が著しい乳幼児期は防災用品のチェックもこまめにして、いざというときに活用できるようにしましょうね。