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性格の不一致から夫婦げんかに!性格が合わないと思ったときの対処法

性格の不一致から夫婦げんかに!性格が合わないと思ったときの対処法

夫婦げんかばかりしてしまうので、パパとは性格が合わないと感じているママがいるかもしれません。なかには性格の不一致を理由に離婚をするかどうか悩むママもいることでしょう。そこで今回は、離婚理由にも挙げられる性格の不一致についてと、性格が合わないと思ったときの対処法、お互いの歩み寄り方についてお話しします。

離婚理由1位になるほど性格の不一致は多い

実は、性格の不一致は離婚理由にはならない

性格の不一致を理由に離婚するカップルは珍しくないですよね。2018年度の離婚理由ランキングでも、性格の不一致は1位に輝くほどポピュラーな離婚理由になっています。

しかし実際には、法的には性格の不一致が離婚理由にならないことをご存知ですか?民法第770条に離婚の訴えについての記載があるのですが、そこには性格の不一致という理由は含まれていません。

つまり法律上は、性格の不一致は離婚理由としては認められないということです。これ以外に離婚理由がない場合は、協議離婚で手続きを進めなければならないということになります。

協議離婚なら夫婦間の話し合いのみで離婚を決めることができるので、性格の不一致を離婚理由としてあげることが可能です。

どうして性格が合わないのが気になるのか

パパと性格が合わないと、これから先も一緒にやっていけるのか不安に感じることもあるでしょう。しかし、どうして性格が合わないのが気になってしまうのか、考えたことありますか?

好きな食べ物が違う、好きなお風呂の温度が違う、休日はアクティブに過ごしたいパパに比べ、ママはできるだけゆっくり過ごしたいなど、パパとの好みの違いをリストアップするときりがないかもしれません。

パパと好みが合えば、もっと一緒に色々楽しめるのではないかと、ママが寂しく感じているのかもしれませんね。さらにママの好みに対して、パパから「それは好きじゃない」と言われてしまうと、ママ自身を否定されたように感じて悲しくなるのかもしれません。

夫婦仲が悪いと子どもにも悪影響になる

夫婦仲が悪いと、子どもにも悪影響をおよぼす可能性があります。ここでは、どんな悪影響をおよぼすのかお話しします。

ママとパパの仲が悪いと、子どもはその雰囲気を感じ取り、夜不眠がちになってしまったり、感情表現が薄くなってしまったりという状態になることがあります。

また、ママとパパが最低限のコミュニケーションしかしない、お互いに諦めた雰囲気を醸し出していると、子どもは家庭内で不安を感じ、リラックスできない状態になりがちです。

子どもが女の子の場合、パパがママに対して冷たい態度を取っていると、将来的に男性を好意的に見ることができなくなる可能性があります。結婚生活に対して夢を持つことができなくなり、結婚願望すら薄れてしまう傾向にあります。

性格が合わない!と思ったときの対処法

環境を変えて夫婦でなにかを始めてみる

パパと性格が合わないと思った場合、環境を変えて夫婦で一緒になにかを始めてみるのもおすすめです。今の環境のままでお互いに言動を変えることは難しいですよね。

新しい環境に身を投じれば、その環境に馴染もうと自然と性格や考え方が変わってくるかもしれません。まずは家族で旅行に行ってみるのもよいですね。旅先でパパのよいところを発見できるかもしれません。

もしくは夫婦で山登りやジョギングなど、一緒に始めてみるのもよいですね。一緒に歩いたり走ったりしながら会話をしているうちに、お互いに分かり合えるようになるかもしれません。

そのほかには釣りもおすすめです。のんびりと海や川の風景を眺めながら一緒に時間を過ごしていると、気持ちにゆとりが生まれることでしょう。

教育方針が違っても育った環境は否定しない

ママもパパも、自分が育ってきた環境を参考にして子どもへのしつけや教育をしていきます。パパの教育方針がママのそれと大きく違うこともあるでしょう。しかしパパにとってはそれが当たり前で育ってきたので、ママに「それおかしいでしょ」と否定されると嫌な気持ちになってしまいます。

たとえパパの教育方針が違っても、パパの育った環境は否定しないようにしたいですね。いったんパパの意見を受け入れ、ではこれから自分たちの家庭ではどうしていくのかを、冷静に話し合って決めるようにしたいですね。

お互いが育ってきた家庭の教育方針のよいとこどりをするのもありですし、まったく違った新しい教育方針を2人で相談して決めていくのもありです。

子どもを混乱させないように気を付けよう

できるだけママとパパの教育方針は統一するようにし、子どもを混乱させないように気を付けることが大切です。「こういうときはどうする?」ということを日頃から話し合うようにしたいですね。

たとえば、「小さいときから就寝時間と起床時間を決めて、子どもの生活リズムを整えたい」と考えるママに対し、「小さいうちはそんなにきちんとしなくても、小学校に入ってからで大丈夫」と考えるパパもいるかもしれません。

ママが「早く寝なさい、もう◯時よ」といっているのに、パパが「眠くないなら起きていたら?」といっていると矛盾してしまい、子どもはどちらのいうことを聞いたらよいのか悩んでしまいます。

生活習慣に関しては特に、夫婦で統一するようにしましょう。

夫婦はお互い歩み寄っていくことが大切

ママとパパの妥協点を見つけよう

夫婦はお互いに歩み寄っていくことが大切です。ママやパパの一方だけが歩み寄る努力をしても仕方ありません。2人で話し合って、妥協点を見つけてみましょう。

たとえばママが感じるパパの嫌なところ、パパが感じるママの嫌なところをお互いにリストアップして書き出していきます。その中で、パパが服を脱ぎ捨てるのが嫌と思った場合、どうしてパパがそういうことをするのか理由を聞いてみます。

その理由が「洗濯かごまで入れに行くのが面倒」という場合は、パパがいつも服を脱ぐ場所に小さなかごを置き、その中に入れてもらうようにするのも一案です。

このように夫婦どちらかの意見に合わせるのではなく、お互いに妥協できるポイントを見つけられると、夫婦仲も改善できるかもしれません。
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