3人目の歳の差は家庭に影響する?3人目がいる家庭の現状をご紹介
「3人目の子が欲しい」「もうすぐ3人目が生まれる」というママは、3人子どもがいる生活はどのようなものか気になりますよね。ここでは子どもの歳の差に焦点をあて、3人目の子の歳が離れている家庭、近い家庭のエピソードを紹介しながら、3人の子育てについて考えてみます。
3人目の子の歳の差が離れている場合
上の子たちと歳の差がある家庭の様子
生まれてからも、上の子たちが赤ちゃんをあやしたり、ベビーカーを押してくれたりします。赤ちゃんは、ママ以外にも身近に人がいるので、退屈することが少なくなるでしょう。家族みんなで子育てに参加できます。
上の子たちが学校に行っている昼間は、ママは赤ちゃんと2人で過ごし、赤ちゃんのお世話に集中できます。上の子たちはもう自分で自分のことができるので、手もかかりませんね。
年齢が離れていてよかったことは
ママは生活リズムや食べ物を赤ちゃんに合わせるようになるので、健康に気をつけた生活になります。周りの若いママから刺激を受けて、気持ちが若くなることもありますよ。
上の子にとっては赤ちゃんが癒しになり、ママを助けたい、自分がしっかりしなくてはという自立心が育ちます。
先の話になりますが、ママに介護が必要になったとき、下の子が若いから老々介護にならないという安心もあるそうです。
歳の差があることで大変な場合
上の子たちは学校の勉強が難しくなってきているので、勉強中に下の子が騒ぐと集中が切れることもあるでしょう。受験生には精神的なフォローが必要なこともありますから、勉強と赤ちゃん両方を考えなくてはいけないのが、歳の差がある子育てです。
机の上に教科書を置いていたら、知らぬ間に下の子が落書きしてしまうこともあるので、注意してあげましょうね。
3人目の子の歳の差が近い家庭の場合
歳の差を離さずに産んだ思い
子どもの歳が近いと、同じような遊びをして仲よくしてくれるだろうという期待もあります。実際、欲しがるおもちゃがよく似ているので、例えば、色違いの車のおもちゃをそれぞれに買えば一緒に走らせて仲よく遊んでくれます。
生活リズムや食事内容もほぼ同じなので、お昼寝を一緒にすることもできますし、ご飯の献立も考えやすいです。園に一緒に通ったり、習い事を一緒に始めたりすることもできますよね。
歳の差が近くてよかったと思うとき
子どもの数が増えると子育ては大変と思うものですが、そうでもないこともあります。下の子が上の子を見本にして、ママが教えなくても自分からいろいろ学んでくれるからです。トイレトレーニングやお着替えなどは、上の子がやっているのを下の子は真似したくて、たどたどしいながらも1人でがんばろうとします。
歳が近いほど、やりたいことやできることが似ているので、真似したくなるのでしょうね。
3人目が生まれて大変だと思うとき
イヤイヤ期が重なると、ママの苦労は増えます。イライラを溜めないように周りの助けを借りながら、うまく乗り切りましょう。上の子を両親に預けたり、一時保育にお願いしたりするのも一つの方法ですよ。
先の話ですが、大きくなると毎年だれかが受験生だったり、一緒に大学に通ったりするので、精神的にも経済的にも大変になることも考えておきたいですね。
3人目を産むのなら歳の差はいくつが理想?
兄弟の行事と被らないのは1歳差
1歳差なので、受験は重なりません。上の子の受験が終わってから、翌年に下の子が受験生になります。ママにとっては、我が子の受験が続くので精神的にはつらいですが、子どもにとっては、ママが自分の受験につきっきりになってくれると感じられて心強いでしょう。
上の子の行事を先に終えて、1年後には下の子の行事ができるので、同じような準備で大丈夫なことも多いですし、ママは必要なことを覚えているので要領よくできますね。