就学前の子どもがいるママの為のWEBマガジン

就学前の子どもがいるママの為のWEBマガジン[teniteo]

3人目の歳の差は家庭に影響する?3人目がいる家庭の現状をご紹介

3人目の歳の差は家庭に影響する?3人目がいる家庭の現状をご紹介

「3人目の子が欲しい」「もうすぐ3人目が生まれる」というママは、3人子どもがいる生活はどのようなものか気になりますよね。ここでは子どもの歳の差に焦点をあて、3人目の子の歳が離れている家庭、近い家庭のエピソードを紹介しながら、3人の子育てについて考えてみます。

3人目の子の歳の差が離れている場合

上の子たちと歳の差がある家庭の様子

上の子と歳が離れていると、上の子たちは大きくなっていくママのお腹を見ながら、赤ちゃんが生まれるのを楽しみに待ってくれます。赤ちゃんが生まれてくる過程を見られることは、上の子にとってもよい経験になりますよね。ママに代わって重い荷物を持ってくれたりして、ママ思いになってくれるのも嬉しいですね。

生まれてからも、上の子たちが赤ちゃんをあやしたり、ベビーカーを押してくれたりします。赤ちゃんは、ママ以外にも身近に人がいるので、退屈することが少なくなるでしょう。家族みんなで子育てに参加できます。

上の子たちが学校に行っている昼間は、ママは赤ちゃんと2人で過ごし、赤ちゃんのお世話に集中できます。上の子たちはもう自分で自分のことができるので、手もかかりませんね。

年齢が離れていてよかったことは

ママは上の子たちの子育ての経験を活かし、落ち着いた育児ができます。時間が経っているので忘れていることも多いですが、調べればわかりますし、ある程度大きくなるまでの子育てが分かっているので焦ることが少ないです。長いスパンの子育てを2回も経験しているというのは大きな利点ですよね。

ママは生活リズムや食べ物を赤ちゃんに合わせるようになるので、健康に気をつけた生活になります。周りの若いママから刺激を受けて、気持ちが若くなることもありますよ。

上の子にとっては赤ちゃんが癒しになり、ママを助けたい、自分がしっかりしなくてはという自立心が育ちます。

先の話になりますが、ママに介護が必要になったとき、下の子が若いから老々介護にならないという安心もあるそうです。

歳の差があることで大変な場合

ママの年齢が上がり体力が落ちているので、赤ちゃんを抱っこして腰を痛めたり、睡眠不足の日々に疲れやすかったりもします。ママ友と世代が違うので、話が合わないこともありますし、気を使われてしまうこともあるでしょう。上の子のときとは、人気のおもちゃが変わっていたり、学校教育の様子が変わっていて戸惑ったりすることもありますね。

上の子たちは学校の勉強が難しくなってきているので、勉強中に下の子が騒ぐと集中が切れることもあるでしょう。受験生には精神的なフォローが必要なこともありますから、勉強と赤ちゃん両方を考えなくてはいけないのが、歳の差がある子育てです。

机の上に教科書を置いていたら、知らぬ間に下の子が落書きしてしまうこともあるので、注意してあげましょうね。

3人目の子の歳の差が近い家庭の場合

歳の差を離さずに産んだ思い

3人目の子を歳を離さずに産むママには「早く仕事に復帰したい」「子育てを早く終わらせたい」という思いがある人も多いです。3人の子育てをすると、2歳差でも6年かかります。これ以上のブランクは欲しくないとなると、3人産むのなら、できるだけ続けて産み育てたいですよね。

子どもの歳が近いと、同じような遊びをして仲よくしてくれるだろうという期待もあります。実際、欲しがるおもちゃがよく似ているので、例えば、色違いの車のおもちゃをそれぞれに買えば一緒に走らせて仲よく遊んでくれます。

生活リズムや食事内容もほぼ同じなので、お昼寝を一緒にすることもできますし、ご飯の献立も考えやすいです。園に一緒に通ったり、習い事を一緒に始めたりすることもできますよね。

歳の差が近くてよかったと思うとき

歳の差が近いと、服などのお古を、次々と使いまわすことができます。歳が離れていると、押し入れに数年しまい込んでおかなくてはいけないので場所に困りますし、数年の間に古びたり、ゴムが古くなって切れたりするので、結局着られないことがあって、残念な思いをすることもありますよね。

子どもの数が増えると子育ては大変と思うものですが、そうでもないこともあります。下の子が上の子を見本にして、ママが教えなくても自分からいろいろ学んでくれるからです。トイレトレーニングやお着替えなどは、上の子がやっているのを下の子は真似したくて、たどたどしいながらも1人でがんばろうとします。

歳が近いほど、やりたいことやできることが似ているので、真似したくなるのでしょうね。

3人目が生まれて大変だと思うとき

3人目が生まれたとき、まだ上の子が小さいので手がかかります。ご飯を食べるにもお着替えするにもママの助けが必要なので、ママは赤ちゃんだけにかまっていられません。上の子が自分でできるようになり、下の子も成長して上の子と一緒に遊べるようになれば、子育ては大分楽になるので、それまでの辛抱、がんばりましょう。

イヤイヤ期が重なると、ママの苦労は増えます。イライラを溜めないように周りの助けを借りながら、うまく乗り切りましょう。上の子を両親に預けたり、一時保育にお願いしたりするのも一つの方法ですよ。

先の話ですが、大きくなると毎年だれかが受験生だったり、一緒に大学に通ったりするので、精神的にも経済的にも大変になることも考えておきたいですね。

3人目を産むのなら歳の差はいくつが理想?

兄弟の行事と被らないのは1歳差

子育ては、赤ちゃんの時期だけではなく、もっと大きくなるまで20年くらい続きます。1歳差の子たちは、赤ちゃんの時期はとても手がかかって大変ですが、成長してくると意外と楽なこともあります。その一つが行事が重ならないことです。

1歳差なので、受験は重なりません。上の子の受験が終わってから、翌年に下の子が受験生になります。ママにとっては、我が子の受験が続くので精神的にはつらいですが、子どもにとっては、ママが自分の受験につきっきりになってくれると感じられて心強いでしょう。

上の子の行事を先に終えて、1年後には下の子の行事ができるので、同じような準備で大丈夫なことも多いですし、ママは必要なことを覚えているので要領よくできますね。
26 件

関連記事

この記事のキーワード


  • テニ-とテーオ