育児ストレスに悩むパパが増えている!パタニティブルーの原因や対策
最近はパパが育児や家事に積極的に参加している家庭が多く、ママは助かりますよね。しかし、毎日育児に参加しているパパだからこそ、ママと同じように育児ストレスに悩んでいる方も多いようです。ここでは、どのようなパパが育児ストレスを抱えやすいのかや、ママがパパにできることなどをご紹介します。
マタニティブルーならぬパタニティブルー
ホルモンの影響が大きいマタニティブルー
妊娠中や出産後はホルモンバランスが乱れやすいので、あまり無理をして頑張り過ぎないようにしましょう。マタニティブルーはほとんどが3週間以内に症状が安定してきますが「全然症状が治まらない」という方は産後うつなどを引き起こしている可能性もあるので病院に行くことをおすすめします。
産後うつになると症状が改善されるまでにかなりの時間が必要になるので、無理をしない、周りに頼るなど、予防することが大切ですよ。
環境の変化が原因で起こるパタニティブルー
確かにパパは妊娠や出産をしていないので、体に変化があるわけではありません。しかし、赤ちゃんが生まれたことで急に生活が変化したため、環境の変化に体や心がついていかずパタニティブルーを引き起こす可能性がありますよ。
「最近パパは元気がない」「様子がいつもと違う」と思ったときは、早めの対策が必要でしょう。
ママもパパも症状は似ている
たとえば、食欲がない、育児だけでなく仕事にもやる気を出せない、寝つきが悪くなる、ちょっとしたことでイライラする、気分が落ち込む、疲れが全然取れないなど、仕事にまで影響をおよぼす可能性がありますよ。
パタニティブルーも症状が改善されないままだと、うつを引き起こすこともあります。うつになると育児どころか仕事や普通の生活を送るのも大変になるので、パパの様子がおかしいときは早めに病院に行くなど、対応をしましょう。
よいパパほどストレスを感じ発症しやすい
理想のパパになろうと頑張り過ぎてしまう人
マタニティブルーも同じですが「こんなママ(パパ)になりたい」と自分の理想をしっかり持つ、頑張り屋さんの方がなりやすい傾向があります。頑張り屋さんの方は疲れていたり、体調が悪かったりしても「このぐらい大丈夫」と無理をしてしまうので、疲れやストレスが溜まっていくのでしょう。
理想を持つのは素敵ですが、無理に追い求めないことが大切なのかもしれませんね。
パパとして、大黒柱としての責任感が強い人
責任感が強い性格の方は「ちょっとこれはママに任せてもいいかな?」「半分手伝ってほしい」などと周りに頼らずに、すべてをひとりでこなそうとしてしまいます。仕事、育児、家事の両立をひとりでこなすのは負担が大きいので、ママや両親など、周りと協力してこなすことが大切です。
責任感が強いパパだとママも甘えられてよいですが、たまにはパパもママに甘えながら肩の力を抜きましょう。
仕事も育児も完璧を目指してしまう人
しかし、仕事や育児、家事すべてにおいて完璧にこなすのは、かなりの体力や気力が必要です。疲れやストレスが溜まったまま過ごすといつかは限界がきてしまうので、上手に手抜きをすることも大切ですよ。
「こうじゃないとダメ」と自分ルールを決め過ぎず「まぁいいか」「明日にしよう」と手抜きをしながら育児や家事をこなしましょう。
パタニティブルーを防ぐためにできること
パパにプレッシャーをかけ過ぎない
「それくらいパパがやってよ」「そんなこともまだできないの?」など、パパにプレッシャーをかけていませんか?パパは「ママのサポートを頑張りたい」と思っていても、赤ちゃんのお世話に慣れるまでに時間がかかる可能性もあります。できないことが多くでも「協力しよう」と行動してくれる気持ちを尊重しましょう。
ママの接し方一つでパパが快適に家庭で過ごせるようになるため、日ごろからパパには感謝を持ってふれあいたいですね。