家庭菜園できゅうり栽培にトライしよう!育て方のポイントや収穫時期
きゅうりが苦い!見直しポイントとレシピ
きゅうりの苦みは、きゅうりに含まれている「ククルビタシン」という成分の量が多いことが原因です。
「ククルビタシン」はきゅうりやナス、スイカ、メロンなどのウリ科の植物に含まれており、とくにゴーヤに多く含まれています。きゅうりやスイカなどには微量しか含まれていないので通常は苦みを感じることがありません。
しかし、水分不足、極端な高温や低温によるストレス、土の中の窒素が多いなど、生育環境によって「ククルビタシン」の量が増えることがあります。収穫したきゅうりが苦かったときは、水やりをしっかり行い、窒素分の少ない肥料に変更する、敷き藁の量を調節してみましょう。
苦いきゅうりは塩もみするか、加熱することで食べられるようになります。ただし、「ククルビタシン」は大量に摂取すると食中毒を起こすことがありますので、極端に苦いきゅうりは食べるのを避けてください。
まとめ
とくにプランター栽培で1株か2株だけ育てたいという場合は、苗から育てる方法がおすすめです。病気に強い「接ぎ木苗(つぎきなえ)」なら初心者でも安心して育てられますよ。
きゅうりは子どもの人気が高い野菜ですので食べる喜びを共有することができます。食育にもなりますので、一緒に水やりや収穫、料理を楽しんでもよいですね。