子どもとできる簡単な切り絵を楽しもう!コツや図案サイトをご紹介
切り絵は「初めての人には難しそう」と感じるママもいるかもしれませんが、中には子どもも楽しめる簡単なものもありますよ。材料や道具が少なくてすみ、やってみるとこれがなかなか楽しいのです。親子で共同制作なんて素敵ですね。子どもとできる簡単な切り絵の紹介や、作るときのコツ、図案サイトなどをご紹介します。
目次
- 切り絵は子どもの脳の発達に役立つ
- 指先は「第二の脳」とも呼ばれる
- 考えながら指先を使うのが発達のコツ
- 集中力の維持には「楽しさ」が必要
- 子どもと切り絵を始めるときのコツと確認
- 子どもと切り絵を作るときのコツを知ろう
- 切り絵でハサミの選び方と練習をしよう
- 始める前にハサミの扱い方を確認しよう
- 初めての切り絵にぴったり!簡単な図案
- 子どもが作れる「キッズくらぶ」
- 季節やイベントのぬりえ「かみ紙アート」
- かわいい動物「折り紙JAPAN」
- お絵かきが好きな子にはぬりえを切り絵に
- ぬりえの後は切り絵になる「ぬりえランド」
- 季節やイベントのぬり絵「ぬりえやさん」
- ぬりえして切るだけ簡単「ぬりえのもり」
- まとめ
切り絵は子どもの脳の発達に役立つ
指先は「第二の脳」とも呼ばれる
刺激を受けやすいのは大脳で、ここは思考力や記憶力、運動能力をつかさどっています。これらの力はどれも、勉学としてはもちろん、子どもが生き抜く上でも必要なものではないでしょうか。
折り紙やシール貼り、ブロックなど、子どもの遊びには指先を使うものがたくさんありますが、はさみを使う切り絵は、親指の働きが多くなるため、脳の活性化にもってこいだといえます。
考えながら指先を使うのが発達のコツ
しかし残念ながら無意識に行えるほどに慣れた動きでは、脳の活性化は期待できません。脳の発達には、慣れない動きや、考えながら手や指先を使うことが大切だからです。
例えば子どもであれば、まだお箸を上手に持てない子も多いでしょう。正しい持ち方を考えながら慣れないお箸を持つことは、脳の活性化につながります。しかし大人はお箸を持つことに慣れていますから、効果はさほど期待できません。
一方、「ここを切るとどんな形になるのかな?」「どうすれば上手に切れるかな?」と考えながら行う切り絵は、大人も子どもも等しく脳を活性化できます。大人向けの図案もたくさんありますから、ぜひ親子で取り組んでくださいね。
集中力の維持には「楽しさ」が必要
子どもが楽しんで切り絵を続けられるように、ママは意識して子どもを褒めてください。上手に切れていなくても、切るところを間違えていても、決して責めたり否定したりしてはいけません。自由な発想でのびのびと切り絵を楽しめるように、褒め言葉でサポートしましょう。
これは子どもの集中力を養うことにもつながります。人は「楽しさ」がないと、そう長く集中力を維持できないそうです。ですから「どんなものにも楽しさがある」と理解し、見つける力をつけておけば、例えば勉強の中にも楽しさを見出し、集中して取り組むことができる子になるでしょう。
子どもと切り絵を始めるときのコツと確認
子どもと切り絵を作るときのコツを知ろう
1.最初は簡単な図案のものにチャレンジ
初めて切り絵をするときには、シンプルで作業がしやすい図案を選びましょう。できれば直線だけでできているもので、ハサミで簡単に切れそうな図案がよいですね。
2.切りやすい紙を選ぶ
分厚い紙は重ねて切るときに力がいり、複雑な線を切るのが難しくなります。しかしあまり薄すぎると、切っている途中に破れてしまうこともありますので、ちょうどよい厚さの紙を選んでくださいね。
3.難しいところは大人が担当
簡単なところは子どもに、複雑な部分は大人が担当しましょう。作業分担することで、子どもも楽しく参加できますね。これで子どもも大人も大満足です。
切り絵でハサミの選び方と練習をしよう
子どものハサミを選ぶときには
・軽いこと
・切れ味がよいこと
・手指の大きさに合っていること
・刃先が丸くなっていること
などが選ぶ基準です。
普段使い慣れているものがベストですが、どうしても子どもが使いにくいようでしたら、思い切って新しいものに変えることで、切れ味がよくなって、手になじむかもしれません。
「子どもにハサミを持たせるのは危険だ」と感じているママもいるかもしれません。でも、使わないといつまでも上手にはなりませんよね。「切り絵でハサミの使い方を練習するのだ」と考えて、一緒に練習しましょう。
始める前にハサミの扱い方を確認しよう
ハサミを初めて持つと、色々なものを切ってみたくなりますが、
・髪の毛や洋服を切ってはいけないこと
・手や足を切ると怪我をすること
・ハサミの先は突き刺さりやすいこと
・だれかに渡すときには刃先を向けないこと
などをきちんと伝えておきましょう。
「してはいけないこと」が分かったら、切り方の練習をしましょう。最初に小さな紙を二つに切る練習をして、次に長い距離をまっすぐに切る練習をします。まっすぐ切るのが上手になってきたら、紙を動かしながら丸く切ったり、途中でハサミの向きを変えたりして、だんだんと複雑な線に挑戦してみましょう。