春の出産に向けた準備をしよう!必要な物と産後の生活スタイル
安心して出産を迎えるためには、事前の準備が大切です。この記事では、3月、4月、5月が出産予定の春生まれの赤ちゃんを迎えるために、用意しておきたい物や心がけたい産後の生活スタイルをまとめています。春生まれだからこそ、の準備のポイントを一緒にみていきましょう。
ママの入院出産には準備がたくさん必要
入院準備はいつからするもの?
臨月に入ってから1週間経ち、妊娠37週になると「正期産」の時期となります。この時期は、赤ちゃんがいつ生まれてもおかしくない状態です。そのため、入院の準備は妊娠8カ月(28週)頃からはじめて、臨月に入る前の妊娠35週頃までに終えておきましょう。
ママの体調が安定している日にゆっくり準備をして、少しずつ必要なものを揃えておけると安心です。出産はすべてが計画どおりに進むとは限らないので、余裕を持ってしっかりと準備をしておきたいですね。
春の出産準備でいるものいらないもの
たとえば、保温性の高いおくるみです。春先の時期によっては、まだ肌寒いこともあるかもしれませんが、赤ちゃんは産後1カ月程度は基本的に外出を控える時期です。1カ月健診を終えて、自由に外出ができるようになるころには、気温も高くなってくるでしょう。
また、ベビー肌着も長肌着よりも短肌着とコンビ肌着の組み合わせの方が活躍する期間は長いです。二重生地で保温性を高めているものより、通気性や吸湿性に優れた薄手の素材のものの方が春生まれの赤ちゃんにおすすめです。
パパにも協力してもらおう
購入した重い荷物をパパに持ってもらえると助かりますし、「赤ちゃん用品のなにがどこのお店で買えるのか」などを知ってもらえます。
ママは赤ちゃんを出産したあと、赤ちゃんのお世話に追われて思うように買い物に行けないということがあるでしょう。そんなとき、パパにお願いして不足したものなどを買ってきてもらう、ということができます。
また、入院時に必要なものと退院時に必要なものを事前に分けて用意しておき、あとから必要となるものはそのときにパパに持ってきてもらうようにすると、入院時の荷物が少なくてすみます。
春生まれの赤ちゃんに準備するもの
あったら便利な衣類の枚数やケア用品の個数
おむつは新生児用を1パック用意して、あとは成長に合わせてサイズアップを検討しましょう。おしりふきは肌との相性もあるので、最初はまとめ買いはせず様子を見ながら買い足すことをおすすめします。
ガーゼハンカチは赤ちゃんの顔を拭いたり、沐浴で使用したりするので複数枚あると便利ですよ。なお、体温計やつめきりは使用頻度は低くても、必ず使うものなので1個ずつ用意しておきましょう。
哺乳瓶などの授乳グッズは産後の母乳の出方によるので、様子を見ながら準備してください。
赤ちゃんグッズ購入時期の目安
そのため、赤ちゃん関連のグッズを購入するのも、ママの入院準備とあわせて同じ時期にできるとよいですね。先ほども説明したように、肌着やおむつ、体温計など産後に必ず使うことがわかっているものは早めに用意しておきたいところです。
反対に、授乳グッズなどは状況に合わせて用意しましょう。ベビーカーや抱っこひもは産後に落ち着いてからの購入でもよいですが、退院時に自家用車に乗る予定があるのであれば、出産前に新生児対応のチャイルドシートを用意しておきましょう。
快適な初夏のお散歩デビューに備えよう
春生まれの赤ちゃんが1カ月健診を終える頃には、季節は初夏を迎えます。初夏のお散歩デビューに備えベビーカーや抱っこひもの用意ができていると、温暖で過ごしやすい季節を快適にお散歩できるでしょう。
ただし、初夏は1年のうちでも紫外線が強いとされる時期にあたります。赤ちゃんのデリケートな肌を紫外線から守るために、日よけ用のシェードや薄手のブランケット、赤ちゃんも使える日焼け止めなども用意したいですね。
出産後のママの生活スタイルと注意すること
春に退院するママと赤ちゃんの服装
春という季節は1年の中でも比較的穏やかな気候で、ママも赤ちゃんも過ごしやすいでしょう。時期によって肌寒いこともあるかもしれませんが、赤ちゃんの服装は「短肌着とコンビ肌着に、長袖のツーウェイオール、これにおくるみ」といった組み合わせが春の気温に適しています。
一方、ママは入院の際に着ていた服装で問題ありません。ただし、出産によってお腹まわりのサイズが変わるため、それに対応できるワンピースなどが便利ですよ。