砂場セットは安全なものを選ぼう!砂遊びが好きになるアイテム紹介
公園へ遊びに行く年齢になるとママも砂場遊びを考えますし、子ども自身も砂場遊びをしたがるようになりますね。しかし、砂場は動物のフンや石、ガラス、木片、ゴミなど危険なものや不衛生なものがあるため躊躇してしまうママもいるでしょう。そこで、砂での安全な遊び方などをご紹介します。
ママも子どもも安心して砂遊びを楽しむには
砂遊びのメリットと始めるタイミングは?
その中の一つに砂遊びがあり、遊具とはまた違ったよさがあります。それは手や指先を使ったり、裸足で砂の上を歩いたりすることで脳を刺激し、子どもの心身の発達を促すのです。
乾いた砂、湿った砂でも感触が違います。それを握ったり、まるめたりすることで手先が器用になり、移動で立ったり座ったりの動作を繰り返すことで足腰もしっかりしてくるでしょう。また、好きな形を考え作り上げることは想像力と創造力を育みます。
砂遊びを始めるタイミングは、長時間しっかりお座りができるようになったころ、あるいは歩けるようになってからといわれていますよ。
公園やビーチで砂遊びをするときの注意点
まずは、砂場の中に子どもにとって危ないものがないかを確かめます。タバコの吸い殻、空き缶、動物や虫のフンや死骸、石、木片や枝、ガラス、ビニール、ペットボトル、ゴミなどです。
小さい子は何でも口に入れてしまいますね。そのため、ママやパパが危ないものを先に取り除いておくと安心ですよ。また、砂自体も衛生的とはいえません。そのため、砂を口に入れることのないように気をつける必要もあるでしょう。
準備をしてお友だちとのトラブルを減らそう
子ども同士で遊んでいると仲良くなるだけでなく、トラブルが生じることもあります。砂をかけて泣かしたり、道具の貸し借りをうまくできずに喧嘩になったり、作ったものを壊されたりなど色々なことが起こるでしょう。
しかし、これも成長の一環です。砂場遊びの中で「ごめんね」「ありがとう」「どうぞ」という場面を学んでいったり、お友だちと仲良くなると楽しいと感じたりするようになります。
揉めて学ぶこともありますが、少しでもトラブルを減らすためには道具に名前を書いておくとよいでしょう。
安全で子どもも喜ぶ砂場セットの選び方
砂場デビューは最低限必要なものから揃える
スコップは砂をすくう、バケツに砂を入れる、熊手は砂をかきます。スコップや熊手は手に持って作業をするため、赤ちゃんや子どもが手に持って扱える大きさや重さであることが大切です。
小さいときは、あまりたくさんの種類の道具があっても使いこなせません。いずれ使うからとフルセットを買ってもよいですが、後から必要なものを買い揃えるという方法もありますよ。
安全基準をクリアしたものを選ぼう
日本で認められたものにはSTマーク、ヨーロッパはCEマーク、アメリカはASTMマークがついていますよ。まず、子どものおもちゃを選ぶ際には最低限このマークがついていることを確認しましょう。
STマークがついたおもちゃで万が一、何か事故が起きてしまったときはメーカーから補償を受けることができます。いずれのマークがなくても販売できるため購入はできますが、補償がない点は注意が必要です。
プラスチック製品を選ぶときに注意すること
子どもが手に持って遊ぶことから尖っていたり、端の処理が不十分で触れると指が切れたりするものでは困りますね。角をまるくしてあるものを選びましょう。また持ち手も、子どもがきちんと握れる太さや形のものがよいですね。
素材で確認が必要なのはプラスチック製品によく使われる「フタル酸エステル」が含まれているかどうかです。この成分は発がん性が疑われており、日本では規制されているものです。STマークがついていれば入っていませんが、海外製のものは規制がないものもありますので、CEマークなどがついているかを必ず確認しましょう。
近くに砂遊びをするところがない場合には
安心な抗菌のセットで小さな砂場を作ろう
多くが国内の砂を使用しています。「天然ゼオライト、天然有機系抗菌剤」「国産天然焼成砂、銀系無機抗菌剤」「加熱処理と天然植物性抗菌剤」など商品によりこだわった抗菌剤が使われているようです。
砂だけでなく、フェルト製の砂場、木製の砂場、ビニールプールタイプ、プラスチックの蓋つき砂場など様々なセットで売られています。フェルトは一番コンパクトで直径40cm、ビニールプール直径80cm、蓋つき直径105cm、木製は100cm×150cmとサイズも選べるため、設置場所により選べますよ。