親子で釣り体験を楽しもう!釣りの魅力や思い出に残る釣り体験の紹介
青い空の下、子どもと一緒に釣りができたらどんなに楽しいことでしょう。でもパパが仕事でいないのに、釣り初心者のママが子どもと2人で釣りに出かけるのはハードルが高いですよね。この記事では、親子で思い出に残る釣り体験をできるように、釣りの魅力や注意点などについてご説明します。
親子で釣りをはじめよう!親子釣りの魅力
生命の尊さと命をいただく感謝を学べる
そんな釣りも親子ですると楽しいの一言に尽きますが、釣り上げた魚をバケツに入れたり、焼魚にして食べるときは、子どもが生き物とふれたり生命の尊さを学ぶことができる絶好のチャンスです。
「お魚さんにも家族がいるんだよ。逃がしてあげようか」「このお魚さんは弱っちゃったね。ありがとうっていって食べようね」とママが話すことで、子どもの中に生き物に対するやさしい気持ちが育まれます。
その意味では、釣りをすることは学習の場にもなるのですね。家遊びやテレビゲームでは味わえない醍醐味と、生き物をいただく感謝の念を学べるのです。
海や川などの自然環境にふれられる
海や山川に囲まれた日本では、いろいろな海辺や川岸の釣り場があり、「この海辺ではこの魚が釣れる」「あの川岸ではあの魚が釣れる」と釣り場によってさまざまな変化が楽しめるのです。
また、同じ川岸でも流れの速いところと遅いところがあり、潜んでいるポイントや魚の種類も違い、どうすれば魚を釣れるのかと子どもが考えるよい機会にもなります。
海辺で釣りをしていても、砂浜にヒトデが打ち上がっていたり、岸壁にヤドカリがいたり、空にはカモメと多種多様な生き物と触れあうことができるのです。ママも子どもも新しい発見ができるかもしれませんね。
子どもが成長しても一生続く親子趣味になる
子どものうちに釣りを覚えると大人になっても続ける人が多く、大概の人が自然の中でゆったりと釣りをする時間を楽しんでいます。このように時間を忘れ打ち込むことで、普段のストレスから解放される一助になるのが釣りの魅力です。
子どもが成長しても、親と一緒に慣れ親しんだ釣り場に出かける。そこで「ママすごいね!」といった親子の会話も生まれるでしょうし、また次はどこに行こうかと新しい土地を訪れるきっかけになるかもしれません。
親子で一生続けられる共通の趣味になるとよいですね。
釣り体験の特徴と親子釣りでの注意点
道具やエサは用意してもらえるから安心
また海や川だと1回もアタリ(魚がえさに食いつくこと)がないこともありますが、釣り堀ならたとえ釣り上げることができなくても、魚にエサは取られますので釣りをしたという実感はあります。ニジマス釣りなら子どもでも簡単に釣り上げることができます。
釣り堀のおじさんから釣り方を一通り教われますし、釣りざおやエサも用意してもらえますので初心者にはうってつけです。女性や子どもが釣りをしているケースも多いので、まずは安心して釣り堀で釣りを楽しんでみましょう。
先生が釣り方やそろえる道具を教えてくれる
この催しは毎月のように全国各地で開催されており、「初めての魚釣りヘラブナ釣り体験教室」や「釣り初めて親子のハゼ釣り入門教室」など興味深いイベントが数多くあります。
釣り道具を持っていなくてもイベント現地で販売していますし、ベテランスタッフがさおの持ち方や仕掛けの作り方、エサのつけ方や釣り方まで親切丁寧に教えてくれます。
海釣りや川釣りそれぞれのイベントが用意されていますので、親子でさまざまな釣りを楽しめます。ライフジャケットも無料で貸出しされていますよ。
釣りマナーやルールは事前に伝えて守ろう
釣りをやっていくうちにわかってきますが、基本的には他人に迷惑をかけない、自然生態を守るということです。そのいくつかをご紹介しましょう。
まずは漁業権の問題です。海や川には漁業組合の漁業権があるところが多く、そのような場所で許可なく釣りをするのは禁じられています。
次に、使用した仕掛けやごみを持ち帰り自然環境を守ることです。また、バスなどの外来魚を釣った場合には日本固有の魚を守るためリリースしないことが推奨されます。立ち入り禁止区域に入らないのはもちろん、安全のためライフジャケットも着用したいものですね。
親子で思い出に残る釣り体験をしよう
釣った魚をその場で焼いて食べてみよう
釣り上げたばかりなので新鮮なのは当然ですが、魚がえさに食いついたときの感触、魚を釣り上げたときの興奮・喜びが残っているうちに自然の中で食べる魚の美味しさはママと子どもの記憶に鮮やかに残ることでしょう。
各地のマス釣り場では、釣ったその場で魚を焼いて食べられるように機材が用意されています。バーベキューができる海辺や川岸にバーベキューセットを持ち込み、釣り上げた魚を食べるのもよいですね。
たとえ魚が釣れなくても、持って行った肉と焼そばを食べて楽しく釣りをしたというのもよい思い出となりますね。