ネクタイのクリーニング方法とは?家でもできるお手入れの方法を紹介
長持ちさせるためには保管方法も大切
吊るして保管するのはネクタイ使用後、生地にたまった湿気を取り除くためだけにしておきましょう。2~3日ほど日陰に吊るして湿気を取ったあとは、平置きにするか巻いて保管します。
二つ折りや三つ折りなどにして平置きする方法は、生地にシワができにくく傷みにくいというメリットがあります。ただし、やや広い保管スペースが必要になるのがデメリットです。
ネクタイを細い方から巻いて仕切りがついたケースなどに保管する方法は、平置きよりも狭いスペースで保管できるというメリットがあります。きつく巻くと生地が傷んでシワがつきやすいので注意してくださいね。
ネクタイが汚れてしまった場合の応急処置
食べこぼしをしたときは、まずティッシュやハンカチを使って固形物を取り除きます。こすると生地を傷めたり汚れが広がったりするので、汚れをつまむように拭きとるとよいでしょう。
次に、お茶や醤油など水溶性の汚れの場合は、濡れたハンカチなどを使って汚れをつまみ取ります。バターやチョコレートなどの油溶性の汚れは乾いたハンカチやティッシュを使ってくださいね。
飲食店のおしぼりは塩素系漂白剤で消毒されていることがあります。応急処置に使うと色落ちすることがあるので使用は避けましょう。
まとめ
また、使用したネクタイは優しくブラシをかけ、数日間休ませましょう。保管するときは長時間吊るして保管しないなどの工夫をすれば長く大切に使うことができます。
汚れてくたびれたネクタイは顔映りが悪く疲れた印象に見えます。日ごろの手入れやクリーニングで清潔感のある美しい状態をキープできるとよいですね。