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ネクタイのクリーニング方法とは?家でもできるお手入れの方法を紹介

ネクタイのクリーニング方法とは?家でもできるお手入れの方法を紹介

パパのビジネスシーンや子どものフォーマルシーンでスーツを着るときなどに使用するネクタイは、食事のときなどに汚してしまうことがあります。汚れてしまったネクタイはどのように洗えばよいのでしょうか。今回はネクタイのクリーニング方法や家でもできるお手入れの方法を紹介します。

ネクタイはホームクリーニングできないの?

ネクタイには様々な汚れがついている

シャツやスーツに比べて面積が小さく、汚れが目立ちにくいネクタイは、「まだクリーニングしなくてもよいだろう」と見逃しがちなアイテムです。しかし、ネクタイには様々な汚れがついています。

ネクタイは肌に直接触れることはほとんどないものの、シャツから染み出た汗や皮脂を吸って汚れます。首に巻き付ける部分などは特に汗がつきやすく、放置していると頑固な染みができるかもしれません。

また、麺類などの汁がネクタイに付着することも少なくありません。色が残るカレーには注意する人でも透明なダシ汁には注意しないことが多いので、気づかないうちに汚れていることも多いようです。

さらに、雨に濡れて大気中の汚れがついたり、シワや染みがついたりすることもあります。

ホームクリーニングできるネクタイもある

ネクタイはクリーニングに出さなければ手入れできないというイメージがありますが、自宅で洗うことができるネクタイもあります。クリーニングに出す前に、洗濯表示を確認してみましょう。

洗濯表示で「水洗い可」となっているネクタイは洗濯することができます。安価で丈夫なポリエステル製のネクタイの多くは洗濯できることが多いようです。

洗濯表示がない場合はネクタイの素材やデザインで判断するとよいでしょう。シルク素材のものや刺繍があるものは生地が傷んだりほつれたりするので洗濯できません。

また、自分では判断できないという場合はクリーニングに出しましょう。洗濯できないものを無理に洗濯すると、シワや色落ち、にじみなどが起こって使えなくなるかもしれません。

クリーニングに出す場合の頻度と費用

ネクタイをクリーニングに出す頻度は、ネクタイの使用状況などによって違いはありますが3カ月に1回程度がよいとされています。ワンシーズンに1回が目安ということですね。

ただし、制服のネクタイなど、毎日同じものをつける場合は回数を増やしてもよいかもしれません。

また、費用は平均すると400円程度です。料金表に書かれていないことが多いため、受け付けてもらえないのではないかと不安を感じるかもしれませんが、ほとんどのクリーニング店で受け付けてくれます。

ただし、ネクタイの素材や汚れ具合によって値段が変わることもあります。コットンやポリエステルは400円でも、シルクは600円ということもありますので注意してくださいね。

ホームクリーニングは育児の隙間時間に

洗う前に色落ちの確認をしよう

「水洗い可」の表示があっても洗濯すると色落ちしてしまうことがあります。洗う前に色落ちしないか確認しておきましょう。

洗剤をつけたガーゼや綿棒でネクタイの生地を軽く叩き、色が移る場合は洗濯を避けてクリーニングに出してください。また、洗剤を変えると色落ちしないこともあります。

色落ちのチェックは色落ちしても目立たないネクタイの裏側で行うとよいでしょう。ネクタイの両端のうち、細くなっている方は締めたときに後ろ側にまわるため、洗剤が表側に染み込んで色落ちしても目立たないのでおすすめです。

洗濯洗剤はおしゃれ着洗い用などの中性洗剤を選びましょう。酸性やアルカリ性の洗剤は生地を傷めやすくネクタイには不向きです。

手洗いで型崩れを防ぐ

ネクタイに使用されている生地を見ると織り目が斜めになっています。これは、生地に一定の伸縮性を持たせるためです。

生地に伸縮性があると結んだり解いたりしやすくなるというメリットがありますが、強く引っ張ったりすると型崩れしやすいというデメリットがあります。手洗いで優しく洗って型崩れを防ぎましょう。

洗面器に40℃くらいのお湯を張って洗剤を入れ、ネクタイをつけて5~6分程度つけ置きしてください。折りたたんだ状態でつけても問題ありません。

つけたあとは振り洗いとすすぎを行い、乾いたタオルで包むように押しながら脱水してからハンガーで陰干しします。洗うときにこすったり揉んだりせず、脱水するときは無理にシワを伸ばさず形を整えながら優しく押しましょう。

アイロンをかけてきれいに仕上げる

陰干しで乾かしたあとはアイロンをかけてシワを取り、きれいに仕上げましょう。ただし、アイロンを直接当てると質感が損なわれてしまうほか、生地がテカる原因になるので注意が必要です。

アイロンの温度は低温~中温に設定し、当て布をかぶせて裏側から当てます。まずは、当て布から1cmほど離した位置からスチームをまんべんなく当てましょう。

次に、手で優しく伸ばして形を整えたあと、スチームを切ったアイロンを当てて乾かします。このときもアイロンは直接当てず、熱気だけで乾かしていくと生地が傷まずふわっとした仕上がりになりますよ。

また、ネクタイの両端に菜箸などを差し込んだ状態でアイロンがけを行うと、角の部分が不自然に尖ったりシワが寄ったりせず、きれいな形に整います。

大切なネクタイを長持ちさせるコツ

連続して使わない!使用後はブラッシングを

プレゼントで貰ったネクタイなどはできるだけ長く、大切に使いたいものです。どうすれば長持ちさせることができるでしょうか。

まず大切なのは、「同じネクタイを連続して使わない」ということです。同じものを繰り返し使うと汚れやすくなるだけではなく生地が傷みやすくなるので、一度使ったネクタイは2~3日程度休ませるとよいでしょう。

また、ネクタイを使用したあとは柔らかい衣類用ブラシを2~3回かけ、軽く汚れを落としてくださいね。固いブラシを使ったり、強くブラシをかけたりすると生地を傷めるので注意が必要です。

子どもの制服用ネクタイは使用期間が短いため、2本を交互に使用するという方法でもよいかもしれません。毎回ブラシをかけていれば最後まできれいに使えるでしょう。
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