親子でよさこい踊りを楽しもう!踊り方の基本や踊りの参加方法など
パパやママの中には、よさこい踊りを小・中学校の運動会の出し物で踊ったことがある方もいるかもしれませんね。「子どもが踊るのが好きなので、よさこいを一緒に踊ってみたい」と、子どもと一緒にチームに入りたいと思っている方に、ここではよさこい踊りの歴史やチームについてご紹介します。
そもそも「よさこい踊り」ってどんなもの?
よさこいは「高知県発祥の踊り」
よさこい祭りの始まりは戦後の1954年からで、戦後の経済復興を願うとともに商店街の活性化を目指して、高知商工会議所が中心になりよさこい踊りを始めたようです。初めはチーム数も少なく、踊りも日本舞踊の振り付けを基本としている盆踊りスタイルでした。
しかし、時代とともにチームが増えてよさこい踊りが成長し、各チームが競い合うスタイルに変化していますよ。踊りにはヒップホップやサンバの要素を取り入れるなど、チームによって様々です。
よさこい踊りは全国でも人気の踊り
よさこい踊りは年齢や性別に関係なく、幅広い世代の方が参加できる踊りです。振り付けはチームによって難易度が違いますが、比較的単純な振り付けが多いため初心者でも始めやすいでしょう。
先ほどご紹介したように、小・中学校でもよさこい踊りを運動会などで踊るところが多く、大勢で息を合わせて踊る楽しさを学ぶことができます。子どもと一緒にパパやママも同じチームに入って踊れるので、家族の趣味として始めるのもおすすめですよ。
よさこい踊りの見どころはたくさん
・日本の伝統を感じられる
最近は子どもの習い事でダンスが人気ですが、よさこい踊りも曲に合わせて体を動かして楽しむものです。伝統的な派手な衣装を身につけたり、鳴子を鳴らして踊ったりするので、日本の伝統の素晴らしさを感じることができそうですね。
・息の合った踊り
チームのみんなの息の合った踊りや掛け声は、迫力満点です。チームによって踊りのアレンジが様々なので、よさこい祭りに行った際にお気に入りの踊りのチームを見つけるのも楽しいですよ。
よさこいを踊る前に知っておきたいこと
子どもがよさこい踊りを始めるメリット
・同じくらいの年齢の子どもたちや、お兄ちゃん、お姉ちゃん、大人の方など、幅広い年齢の人たちと交流を持てて、コミュニケーション能力が育まれる
・一つの踊りをみんなで息を合わせて踊るため、協調性や社会性が身につく
・曲を聴きながら踊ることで、表現力が身につく
・よさこい祭りなどではパレードのように道路や商店街を踊り歩くため、体力がつく
・幼稚園や保育園以外にもよさこい踊りを通して仲間ができるため、自分の居場所を見つけられる
子どもとチャレンジ!基本の踊り方
1.両手に持った鳴子を左肩の前でチョン、右腰の前でチョンと鳴らす(ヨッチョレヨ、ヨッチョレヨのところ)
2.斜め右方向へ、右足から3歩鳴子を左右に振りながら進む。4歩目の左足は前へ上げ、鳴子を前で鳴らす(ヨッチョレ、ヨッチョレ、ヨッチョレヨのところ)
3.斜め右方向へ右足から3歩、下から両手で大きな輪を描き上げながら進む。4歩目の左足は前へ上げ、同時に鳴子を頭の上で鳴らす(高知の城下へきてみいやのところ)
このように簡単な動きが多いので、ネットなどで踊りを検索して踊ってみましょう。
よさこい踊りの参加は飛び入りとチーム加入
飛び入りで参加したい場合は、飛び入り参加の方専用のチームに申し込んでみたり、飛び入り参加ができるコーナーで踊ってみたりなど、お祭りやイベントによって飛び入り参加の方法は様々なので、ネットなどであらかじめ調べておくと参加しやすいでしょう。
チームに加入する場合は、加入したいチームを探しレッスン代を毎月払って練習をします。チームに入っているとお祭りやイベントに参加しやすく、チームのみんなと一つの作品を踊ることができます。
よさこい踊りのチーム参加するときの注意点
チーム探しは早めに詳細の確認や見学も
よさこい踊りのチームの場合、よさこい祭りに向けて振り付けや衣装を決めていきます。そのため、チームによっては新規メンバーを募集している時期が限られている場合もありますよ。
よさこい祭りはチームによって参加するお祭りが違うので、入りたい場合は早めにチームを探して見学に行ってみましょう。初心者でも歓迎してくれるチームも多いので、気軽に見学に行ってみてくださいね。