七五三の基本的な知識を知ろう!衣装の準備から当日の持ち物リスト
「そもそも七五三って何をすればよいのかな?」「写真撮影はどうしたらよいの?」など、初めて迎える七五三には疑問がたくさんあります。七五三の意味や、子どもの衣装について、お参りの仕方、写真撮影のことなど、疑問を解決して、素敵な七五三を迎えましょう。
目次
- 七五三の意味とは?どんなことをするの?
- そもそも七五三の意味って?どんな風習?
- どんなことをするの?地域による違いは?
- お参りの時期はいつ頃?
- 七五三は何歳でするの?男女での違いは?
- 男の子は3歳と5歳で
- 女の子は3歳と7歳で
- 数え年でも満年齢でもどちらでもOK
- 七五三の準備って何をすればいい?
- お参りする神社を決めて予約する
- 子どもの服装を決めて準備する
- お祝いの席やフォトスタジオの予約
- 七五三にかかる費用の相場はどれくらい?
- 衣装、着付、ヘアセットの料金相場
- 御祈祷料、お祝いの食事代の相場
- フォトスタジオの料金相場
- お参りの服装は?洋装と和装どっちがいい?
- 子どもの服装が洋装の場合
- 子どもの服装が和装の場合
- パパとママの服装は?
- 子どもの衣装は自前?レンタル?
- 購入するか両親が子どもの頃に着た物を使う
- 貸衣装店やフォトスタジオでレンタル
- 御祈祷料はどれくらい?渡し方は?
- 御祈祷料の相場はどれくらい?
- のし袋の書き方と渡し方
- 七五三前日までと当日の準備チェックリスト
- 前日までに準備しておくこと
- 当日の持ち物チェックリスト
- お参りのマナーとお参り方法を知っておこう
- 神社と寺院はお参り方法が違う
- 神社のお参り方法を知ろう
- 寺院のお参り方法を知ろう
- 撮影は前撮りと当日どちらがよい?
- 前撮りのメリットとデメリット
- 当日撮影のメリットとデメリット
- まとめ
七五三の意味とは?どんなことをするの?
そもそも七五三の意味って?どんな風習?
「七五三」の年齢にも意味があります。
・3歳:髪を伸ばし始める「髪置の義」
・5歳:初めて袴をつける「袴着の義」
・7歳:大人と同じ着物を着たり帯を結ぶ「帯解の義」
とされています。この年齢は成長の過程で病気になりやすかったり、危険が伴う時期で、子どもの健やかな成長を氏神様にお祈りをします。
「七五三」という言葉は、明治時代になってから使われるようになったそうです。
どんなことをするの?地域による違いは?
お住まいの地域によっても違いがあります。関東では、神社にお参りしご祈祷をする人が多いようですが、関西では、ご祈祷はせずお参りのみで、千歳飴を購入することが多いようです。結婚披露宴なみに豪華にお祝いをする地域もあるようです。
また、全ての年齢でお祝いをする地域もあれば、決まった年齢しかお祝いをしない地域もあります。地域に密着した行事であるため、さまざまなお祝いの仕方になっています。
お参りの時期はいつ頃?
11月には寒くなる北海道などの地域では、10月上旬にお参りをすませることもあるようです。また、お参りが落ち着く、11月下旬にゆっくりとお参りに出向くことも増えてきているようです。
七五三のお参りが多い時期の吉日や土日祝、特に11月15日の前後1週間は、神社が大変込み合っています。ご家庭の都合にあう時期に上手に予定を組むのがよいでしょう。
七五三は何歳でするの?男女での違いは?
男の子は3歳と5歳で
元々は、男の子が髪を伸ばし始める「髪置の義」の3歳、男の子の衣装である袴を身に着ける「袴着の義」の5歳の2回が、男の子のお祝いする年齢だったようです。
ただし、地域によって、お祝いをする年齢はさまざまなので、「〇歳しかお祝いをしてはいけない」や「〇歳で必ずお祝いをしなければいけない」という決まりはありません。
女の子は3歳と7歳で
元々は、女の子が髪を伸ばし始める「髪置の義」の3歳(これは男の子も同じです)、それまで着物を結んでいた付け紐から、大人と同じ丸帯をつけ始め、大人の仲間入りとなる「帯解の義」の7歳の2回が、女の子のお祝いする年齢だったので、その名残りが今でも残っているかたちになっています。
女の子の場合は地域によってお祝いをする年齢が異なることは少ないようですが、男の子の場合と同じように、お住まいの地域によってはお祝いをする年齢が異なるかもしれません。
数え年でも満年齢でもどちらでもOK
もちろん今でも、昔からの習わしを大切にする家庭や地域では、数え年でお祝いをすることもあります。
どちらが正解ということはありません。「友達はお祝いをしたけど、私はお祝いしないの?」と子どもが疑問を感じることもあるようです。周りの友達から情報収集をして、どちらにするのか決めるのもよいかもしれませんね。
七五三の準備って何をすればいい?
お参りする神社を決めて予約する
特に子どもが普段着慣れていない着物を着ている場合などは、長時間になると大変かもしれませんね。
なので、まずはお参り予定の神社のHPなどで、
・予約が必要(可能)かどうか
・予約の方法(電話予約なのか直接申し込みなのか)
・いつから予約が可能か
などを確認し、予約が可能な神社であれば、お参りに訪れる候補日と時間を決めて、あらかじめ予約をしておくとよいでしょう。