夫婦の寝室は妊娠中から別にする?出産後のことも相談して準備万端に
赤ちゃんと一緒に寝る場合の注意点
ベビーベッドなど寝る場所を決める
ベビーベッドを使用すると床から距離を取ることができるので、ペットがいる家庭や、アレルギーの心配がある赤ちゃんには非常に有用です。また、大人がベッドで寝ているのであれば、夜泣きをしたときにもスムーズにお世話ができるベビーベッドを選ぶとよいでしょう。
ただし、寝返りを打ったりつかまり立ちができるようになったりする時期になると、ベビーベッドから転落してしまう危険性も出てくるため、赤ちゃんの成長に合わせて就寝スペースを検討する必要があります。
添い寝する場合のメリットとデメリット
赤ちゃんとの距離が近いため夜のお世話もしやすく、何か異変が起こったときには、パパやママがすぐに対応できるのも魅力的です。
ただし、明確な因果関係は解明されていないものの、添い寝をするとSIDS(乳幼児突然死症候群)の危険性が高まる報告があることも頭の片隅に置いておきましょう。さらに、大人と一緒のベッドで添い寝する場合には、赤ちゃんがベッドから転落しないように工夫するなど、環境づくりを行うことも大切です。
衛生面や安全面も考慮して準備しよう
赤ちゃんが寝る寝具が柔らかいと身体が沈み込んで窒息の危険性が高くなるため、寝具の硬さも非常に重要となります。また、清潔に保ちやすいよう手軽にお手入れできる素材を選ぶのがおすすめです。
普段の生活だけでなく、地震といった自然災害が発生した場合も想定し、赤ちゃんを寝かせるスペース付近には倒れやすい家具などがないかも確認しましょう。うっかり見落としがちですが、壁に貼ったカレンダーやポスターなども、落下して赤ちゃんの柔らかい身体に当たれば怪我をしたり窒息することもあるので、別の場所に移動させておくとよいですよ。
まとめ
夫婦同室だと円満な家庭、別室だと夫婦仲が悪いというわけではありません。大切なのはパパとママが、生まれてくる赤ちゃんを含めた家族にとって一番よい寝室スタイルを選択することです。
同室にも別室にも、それぞれメリット・デメリットがあるので、一度パパとゆっくり話し合ってみてはいかがでしょうか。