生後8カ月の赤ちゃんが寝ぐずる理由は?寝ぐずりへの対処法と対策
生後8カ月の育児をしているママのなかには、「寝かしつけのときに赤ちゃんが毎日ぐずって大変」と悩んでいる方もいるでしょう。赤ちゃんによっては何時間もぐずる子もいるため、ママは睡眠不足になり辛いですよね。ここでは、寝る前に赤ちゃんが泣く原因やママの対応法などをご紹介します。
生後8カ月頃の赤ちゃんの寝ぐずりとは
不快感や不安感など原因は様々
赤ちゃんも大人と同じように不快感や不安感があると、眠たいと思っていても眠ることができません。どうして赤ちゃんがぐずっているのかを、赤ちゃんの様子を見て確認してみましょう。
たとえば、お腹が空いている、おむつが汚れている、抱っこしてほしいなど、赤ちゃんのしてほしいことを泣きかたによっても汲み取ることができるので耳を傾けてみてくださいね。
身体機能の発達が寝ぐずりの原因になる
生後3カ月頃になると視覚が発達してくるため日中にお出かけをしたり、たくさんの人に会ったりなど、刺激をたくさん受けると寝かしつけのときに泣く赤ちゃんが多いですよ。
生後6~8カ月頃には様々な身体機能の発達や、歯が生え始める違和感から、落ち着きがなくぐずることがあります。また、寝そうになったときに赤ちゃんが動いて寝返りをしてしまうと目が覚めてしまい、泣き出す子もいるでしょう。
昼寝の回数が変わり夜寝つけないことも
生後7カ月頃までは朝寝、昼寝、夕寝と、日中に3回寝ている赤ちゃんが多いです。生後8~9カ月頃に成長すると日中に寝る回数が2回に減る赤ちゃんが多く、どのタイミングで赤ちゃんを寝かせるとよいのか分からなくなりますよね。また、赤ちゃんも日中の睡眠が減ったことにより、疲れが溜まってしまうことがあります。
疲れ過ぎると夜にスムーズに寝られないので、泣いてしまうのでしょう。
赤ちゃんが寝ぐずりしたときの対処法とは
室温やおむつを確認して快適な状態に
また、湿度が高くジメジメしているときも、赤ちゃんは心地よく眠ることが難しいです。温度や湿度の確認、エアコンの風が直接当たっていないかなど、赤ちゃんが眠りやすい環境を作ることが大切ですね。
ほかにも、おむつが汚れていると赤ちゃんの眠りの妨げになってしまいます。寝かしつけの前におむつ交換することを、習慣づけておくと忘れずに済みますよ。寝かしつけの前に交換したときでも、ぐずってなかなか眠らないときはおむつを確認しましょう。
赤ちゃんが安心できるように添い寝を
添い寝をしたときは、赤ちゃんがさらにリラックスできるように背中をトントンしたり、「ゆっくり寝ようね」「お布団気持ちがよいね」などと頭をなでながらお話したりすると、不安だった赤ちゃんの心が落ち着き少しずつ眠たくなるでしょう。ママがリラックスした状態で赤ちゃんとふれあうことで、赤ちゃんも心地よく眠れそうですね。
おっぱいを与えている方は、添い乳をして赤ちゃんを寝かしつけるのもよいでしょう。おっぱいを飲むと赤ちゃんはお腹だけでなく、心が満たされるので眠りにつきやすいですよ。
原因が分からないときは優しく抱っこしよう
どうして泣いているのかが分からないときは、赤ちゃんを優しく抱っこしましょう。抱っこをしてもしばらくは大泣きしたままだったり、ぐずぐずしたりするときもありますが、根気よく抱っこし続けると赤ちゃんの心が落ち着いて泣き止むことが多いですよ。
長時間の抱っこはママも疲れてしまうので、抱っこ紐を使用する、パパと抱っこを交代するなど、頑張り過ぎないようにしてくださいね。
生後8カ月頃の赤ちゃんへの寝ぐずり対策
赤ちゃんの1日の生活リズムを見直そう
赤ちゃんがすぐに眠りにつかない日が多い場合は、1日の過ごし方を見直すとよいですよ。振り返ることで寝つかない原因を発見できる可能性があります。
先輩ママの話では、寝る前に何時間も赤ちゃんが泣く日が多いので、1日を振り返ってみたそうです。すると、スムーズに寝ない日は公園などにお散歩に行っていなかったり、朝起きるのが遅かったりしていることに気がついたと言います。それからは毎日早起きをしてお散歩に行くようにすると、寝る前にぐずることが減ったそうですよ。