幼稚園に入園後発熱することが増えた。原因とママがすべきこと

2019,5,17 更新

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入園後の発熱はよくあることとはいえ、下に小さい子どもがいるママやパートをしているママなどは、登園させるべきか悩んだり、急な発熱によるお迎えにあわてたりすることもあるでしょう。

朝から発熱がある場合には病児保育を利用することも一手ですが、季節によっては満員である場合も多く、対処法がなく頭を悩ませてしまいますよね。

そんなときに活用したいのが、ファミリーサポートセンターの病児保育です。一般にファミリーサポートセンターは、労働や急な用事で子どもの預け先がない場合に利用することが可能ですが、一部の自治体では病院を受診したあとであれば病児や病後児を預かってくれる場合があります。お住まいの自治体のホームページなどで確認し、必要なときに利用してみましょう。

基本的な生活習慣で身体づくりをしよう

子どもの発熱の原因の90%はウイルス感染症、つまり風邪だとされています。ウイルス感染症に効く薬はごく一部ですので、やはり発熱の頻度を減らすためには以下のような習慣をつくることで子どもの免疫力を上げ、自然に治癒できるように手助けするのがベストです。

・毎日帰宅後には手洗いとうがいを徹底し、のどの粘膜についたウイルスを洗い流したり、手のひらや指先、爪の間、手首を石鹸で洗い流したりする
・手洗い後に使用するタオルは、雑菌が繁殖しないように、毎日交換する
・できるだけ体も心も休ませる
・にんじんやほうれん草など、カロテンが豊富な緑黄色野菜を積極的にメニューに取り入れ、風邪予防に努める
・早寝、早起き、朝食をとることを心がけ、体の調子を整える

まとめ

子どもが発熱する理由は、流行性の病気や精神的ストレスなどさまざまですが、まずは子どもの様子を正しく観察し、幼稚園や地域で流行している病気の情報や園でのストレスなども合わせて病状を適切に判断することが大切です。

かかりつけ医を受診する基準やホームケアのポイントや、免疫力を高めるための基本的な生活習慣のつけ方などについての知識を踏まえつつ、子どもが楽しく園生活を送れるようにサポートしていってくださいね。