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6歳女の子の身長の平均は?子どもの健やかな成長のサポートと考え方

6歳女の子の身長の平均は?子どもの健やかな成長のサポートと考え方

子どもの身長を伸ばすために必要なこと

バランスのとれた食事と大事な栄養素

身長を伸ばすのに必要不可欠なものの一つは食事です。

基本は3食欠かさず食べることであり、肉、野菜、穀物をバランスよく摂ることが必要です。また食の細い子にはどうしてもママやパパは「たくさん食べてね」と言ってしまいがちですが、食事を義務のように、楽しくないものと感じることは、子どもにとってストレスになってしまうかもしれません。

楽しく食卓を囲むことができるよう、工夫をしてあげることが大切ですね。

その上で、カルシウム、タンパク質、マグネシウム、亜鉛、ビタミンDを意識して摂ることが身長を伸ばすのに有効です。カルシウムは骨を形成するのに重要な栄養素ですが、吸収が悪いため、大豆やナッツなどに多く含まれるマグネシウムを一緒に摂るとよいでしょう。

継続的な運動でしっかりとした体作りを

適度な運動も成長ホルモンの分泌を促すのに必要なものです。今後どれだけ身長が伸びるかに関わる「骨端線(こったんせん)」という軟骨部分に刺激を与えることで、身長を伸ばすことの手助けになります。

幼児から小学生の間くらいまでは、筋肉や骨に負担のかかる重いものを持ったり、激しい運動をしたりするのは避け、縄跳びや軽いジョギングなどを継続的に行うとよいそうです。これから習いごとを始める場合は、座って行う習いごとばかりにはせず、体を動かす習いごとを一つ選ぶのもよいでしょう。

また、子どもであっても自重を利用する運動や筋トレ(うんていや腹筋運動など)は適度に筋肉もつけられ、体への負担が少ないので行っても問題ありません。

深い睡眠を十分な時間とることが大切

しっかりと睡眠をとることは子どもの健やかな成長に不可欠です。成長ホルモンは睡眠中に分泌されるといわれており、諸説ありますが22:00から2:00の間に多く分泌されるといいます。

小学生になると忙しくなり、夜型になっていく子どもも多いですが、今後の成長のことを考えると、10時間程度の睡眠をしっかりとれるようにしたいですね。深い睡眠を促すためには、寝る前にスマホやテレビの視聴など、脳への刺激になることを控えるのも大事です。

寝るときにはなるべく部屋を真っ暗にするようにし、起きてすぐに朝日を浴びることで、体内のリズムを整え成長ホルモンの分泌を増やすことができるといわれています。規則正しい睡眠習慣をつけることが、身長を伸ばす助けになりますよ。

高身長がコンプレックスになることも

身長が伸びるタイミングが早いだけかも

ここまで子どもの身長を伸ばすための心がけについてお伝えしてきましたが、身長が高いほどよいとされる男の子と違い、女の子は高すぎる身長にコンプレックスを抱く子も少なくありません。

まず、女の子の身長が伸びるピークが9~11歳ごろなのに対し、男の子のピークは11~13歳ですから、女の子の方が早く身長が伸び始めます。また女の子のピークも9~11歳と幅がありますから、周りよりも身長が高いことを子どもが気にしだしたら、身長がぐんと伸びる時期には個人差があることを伝えましょう。

成長期に差しかかるころの女の子は、心もとてもデリケートです。周りとの違いに過敏に反応する時期ですから、「人と違うことは悪いことではない」ということもあわせて伝えられるとよいですね。

猫背にならないように注意して

遺伝的に身長が高い子や、周りよりも早く成長期が訪れた子は、猫背になりやすいといわれています。これは、周りの目を気にしてしまったり、周りと目線を合わせようとしたりなど、無意識に前かがみになることが多いからだと考えられます。

子どもにとって姿勢はとても大事なものです。猫背になると見た目がよくないだけでなく、成長や学力にまで影響を及ぼすこともあるといわれています。

自分の姿勢を見る機会はなかなかありませんから、子どもが自分で猫背に気づくことはまずありません。写真や全身鏡などを利用して、子どもに姿勢の悪さを自覚させ、猫背になっていたら親がこまめに注意するようにしましょう。

子どものころの姿勢は大人になっても引きずるものです。年月が経てば経つほど直すのにも時間がかかりますから、子どものうちに正しい姿勢に戻すようにしてくださいね。

ありのままの自分を好きになれるように

身長が伸びるピークが早かっただけならば、周りよりも背が高いのは一時的なものです。ですがもしかするとこのままぐんぐん身長が伸びて、大人になってからも「背が高いね」と驚かれるほどの高身長になるかもしれません。

また身長に限らず、これから成長していく中で、自分の体を周りと比べてしまうこともあるでしょう。そんなとき、自分を否定するのではなく、明るく乗り越えられる子に育ってほしいですよね。

そのためにはまず、ママが日ごろからありのままの子どもの姿を受け入れてあげることが大切です。見た目はもちろん、勉強や生活態度に対しても、ほかの子と比較したり、ネガティブな言葉をかけたりするのはやめましょう。

「どんな自分でもママは愛してくれる」という安心感があれば、きっと自分のコンプレックスさえも好きになれる子に育ちますよ。

まとめ

子どもにとって大切な成長期は、長い人生のほんの少しの時間ですので、後悔のないように今できることをしておきたい、と思うのは当然のことです。

その上で、身長を伸ばすために親ができることは、成長の変化を見逃さないように成長曲線を意識しつつ、食事の支度や睡眠習慣を整えることです。そして万が一病気の心配があれば、専門の病院を受診することも視野にいれておくとよいですね。

パパやママ自身が成長のタイミングを見逃さないようにしつつ、「いつか大きくなるよ」と子どもが不安にならないよう注意して、のびのびと愛情たっぷり育ててあげたいですね。
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