子どもの走る音がうるさいと迷惑に!気をつけたい場所とママの対処法
好奇心が旺盛な子どもはどこでもお構いなしで走り回るため、ハラハラされているママも多いでしょう。周りの人に迷惑にならないように気をつけていても、注意された経験のあるママもいらっしゃると思います。子どもが走ると迷惑になる場所や注意をされたときの対処法、生活の中で気をつけることをご紹介します。
子どもが生活の中で出す音と近隣トラブル
子どもは好奇心旺盛で家の中でも走る
ですが、そんな好奇心旺盛の子どもは、「よいこと」と「悪いこと」の区別が大人のようにはわかりません。もちろん走り回る場所も、外は走り回ってもよいけれど、家の中は走り回ってはいけないということもあまりよくわかっていないことがあります。
大人は家の中で走り回ったときにどんな危険があるか予想できますが、子どもはそういう危険も経験しないとわからないものです。
好奇心旺盛で物事のよしあしの区別がつかない時期は、子どもが危険なことに直面しないためにもママがきちんと見守り、注意をする必要がありますね。
アパートやマンションは子どもの足音が響く
子どもは2歳くらいまで足全体が同時につく着地の歩き方をしますが、2歳から3歳にかけては大人と同じようにかかとから着地するようになります。
歩き方の特徴は、大人は無意識のうちに下の階に響かないように歩き方を工夫していますが、子どもは経験がないので工夫をせずに歩いてしまいます。そして、かかとから着地するときに「ドスンドスン」と響く歩き方をしてしまうようです。
マンションでもRC造やSRC造であれば防音性が高いといわれていますが、すべての音が聞こえないわけではありません。さらに鉄筋や鉄骨のマンションを選ぶ方は、値段が張っても静かな暮らしをしたいと考えている方が多いので注意が必要ですね。
住宅街では道路で遊ぶのも注意が必要
住宅街ではお年寄りや赤ちゃんのいるご家庭など色々な人が住んでいます。子どもは元気が一番なので外でしっかりと遊んでもらいたいものですが、住宅の密集している道路でボール遊びをすると、ボールを打つ音や蹴る音が大人の想像以上に響きます。
また道路を自転車で走るとき、子どもは周りを見ていません。交差点でも飛び出したりして危険がいっぱいです。お友だちのお子さんも、もう少しで猛スピードで走る自転車にぶつかるところだったことがありました。
道路には色々と危険があるので、遊ぶときは公園に行くようにママからも注意が必要ですね。
子どもが走ったり騒いだりすると迷惑な場所
スーパーやレストランなどの店内
スーパーではたくさんの商品が並んでいるため、走ったりしてぶつかると商品の落下につながります。またレストランでは食事をするために来ているのに、子どもが騒いでしまうと落ち着いて食事ができませんね。
子どもが走り回ったり騒いだりする原因は退屈になるからです。子どもが退屈にならないように前もって準備をすることが大切ですね。
スーパーでは購入するものをあらかじめ決めておいて買い物時間を短くしたり、レストランでは、食べる前や食べたあとにテーブルの上で遊べるようなシールブックや絵本を持参したりする対策が必要ではないでしょうか。
図書館や冠婚葬祭儀式など静かにする場所
図書館は静かに本を読む所で、冠婚葬祭儀式は人が生まれてから死ぬまでや死後に、家族や親族・近親者で行われるとても大切な儀式です。
子どもや周りの人が気持ちよくすごすためにも、親の努力がより必要になる場所ではないでしょうか。
そのためには、子どもと前もって「お話しするときは小声で話す」という約束ごとを決めておくのがおすすめです。また図書館で走ると本棚にぶつかったりして本が落ちてくる危険性があること、冠婚葬祭儀式では厳粛な儀式が台無しになってしまうことなどを子どもにしっかり伝えておくとよいでしょう。
電車やバスなどの乗り物はケガの危険もある
電車やバスにはお年寄りの方もたくさんいらっしゃり、ふざけて走り回るとぶつかって転んでしまったり、動く電車と接触してしまったりと本当に危険です。
乗り物に乗るときには、乗車時間を計算し、長い時間になるようであれば子どもが静かに遊べるおもちゃを用意したり、携帯の写真を見たりして静かにするようにしましょう。
携帯のゲームにはなかなか賛同できないママも多いかもしれませんが、電車やバスの中だけという決まりごとを作り使用するのも一つ方法ではないでしょうか。
子どもがうるさいと注意をされたときの対処法
まずは迷惑をかけたことを謝罪しよう
住宅ではご近所ということもあり、ある程度我慢されたのち、我慢が限界になって注意をするといったケースが多いように思います。相手の気持ちに寄り添って対応することが大切です。
電車などの乗り物で注意された場合も、まずは謝罪するようにしましょう。いつも聞き慣れているママには当たり前な子どもの声も、日ごろ子どもと触れ合う機会の少ない方や、体調の優れない方にはうるさく感じたり不快に感じたりするものです。
どんなときもきちんと誠意を伝えることが大切ですね。