株の投資期間はどのくらい?初心者ママでもできるトレード方法を紹介
銀行の超低金利時代、株を始めて資金を増やしたいと考えるママが増えています。とはいえ「株ってなんだか難しそう」と思って、なかなか一歩を踏みだせないママもいるのではないでしょうか。ここでは初心者にも分かりやすく、トレード方法やそれぞれのメリットやデメリットを紹介したいと思います。
株の投資期間は短期から長期まで様々
短期で稼ぐデイトレード
1日の値動きを注意深く見守る必要があるので、常に相場を見られる人が有利です。見る情報の量が多いほど、判断材料が増えるためです。
デイトレードをはじめるには、100万円ほどの資金を準備するのが理想です。証券会社は「最低証拠金額」を30万円に設定しているところが多いですが、30万円では足りません。100万円を用意できなければ、貯金してからはじめることをおすすめします。
中期的に銘柄を入れ替えるスイングトレード
こまめに株価をチェックしなくてもよいので取引回数もそこまで多くなく、売買手数料も少ないのがメリットです。
とはいえ「日々のチャート分析はしっかりやる」「直感では取引しない」「相場観を身につける」などの努力は必要です。最初のうちは日経平均株価の1週間後の値動きを予想してみましょう。当たっても外れても、原因と結果を考えて考察する力が身につくようですよ。
長ければ生涯持ち続ける長期トレード
逆にいうと、一度銘柄を買ったあとは放置する感じでできるので、相場をチェックする頻度は少ないのが魅力です。短期投資はギャンブル的な要素もあり、安定性は低いかもしれませんね。ですが長期投資はよい銘柄を選びさえすれば、高い確率で勝つことができるといわれています。
いまは株=銘柄の選び方についていろんな本も出ていますし、初心者でもよい銘柄を見つけるハードルは低くなっています。信用取引は行わない、損切ラインをしっかり見極める、などの注意点を守っていけば、十分に利益が見込めるのが長期投資の魅力です。
ママもデイトレードで稼ぐことができる?
デイトレードのメリットは資金効率がよい
例えば、株式市場が閉まる15時以降の取引はしないので、次の日に暴落して大損することがありません。その日のうちに損得=結果がわかるので、早いサイクルで取引を回せますし、改善もすばやくできます。その日の失敗も成功も、次の日につなげることができるのもメリットです。
デイトレードは始めは少ない資金で始めることができます。勉強し、改善し、着実に資金を増やしていけば、数年後に数百万〜数千万の利益を得ることができるかもしれませんね。
幼稚園や保育園の時間を使って取引できる
デイトレードという手法では、パソコンの前にいて、いつでもすぐに注文ができる人が有利です。その意味では、家に1人ではりついて取引ができる主婦は、とても向いているのです。
「午前中だけ」と決めるのもよいやり方です。その場合、もし午前中でうまくいかなくても「午後にとりかえそう」と思わないことです。勝っても負けても午前中でやめる。デイトレードは毎日チャンスが有るのがメリットです。
幼稚園や所育園の時間を超えてトレードし続けないようにルールを決めることも、とても大切です。
子どもの相手をしながらの片手間では難しい
育児中には子どもの急な発熱や、子どもの「かまって~」「水こぼしちゃった!」などハプニングの連続で思うように時間がとれないこともありますよね。子どもの相手をしている間に利益獲得の瞬間を逃してしまい、損をする可能性もあるのです。
子どもと一緒の時間にパソコンにしがみついてリスクの高いデイトレードをやるより、子どもが幼稚園や保育園にいる1人の時間にやるほうが子どものためにもよいのではないでしょうか。
忙しい初心者ママは長期トレードがおすすめ
長期投資は配当金で資産形成ができる
配当金で資産形成する場合は、銘柄選びを間違わなければ一度買えば放っておいても配当収入が得られるでしょう。配当を多くもらえる銘柄を選ぶには、配当利回りがポイントになります。
東証1部の配当利回りの平均は現在約2%ですので、配当利回りが2%以上であれば高配当株といえます。
企業の成長とともに配当金も増えていくケースがあるので、企業の成長性も重要なポイントです。例えば、ジョンソン&ジョンソンの配当金は10年間で2倍以上になっています。このようなよい企業を見つけるために、配当金での資産形成ができるように企業や経済を勉強することも大切です。