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中性洗剤やアルカリ性洗剤の特徴とは?洗濯や掃除での上手な使い分け

中性洗剤やアルカリ性洗剤の特徴とは?洗濯や掃除での上手な使い分け

コンロ周りの油汚れにはアルカリ性洗剤を

調理をしているとどうしても油が飛んで汚れてしまいますね。コンロなどに付着した汚れはすぐに始末しないとなかなか落ちてくれません。油が冷えて時間が経つと汚れが定着してしまうからです。

そこで、油汚れを落とす効果があるのがアルカリ性洗剤です。油汚れは酸性の汚れなので、アルカリ性洗剤で中和をして油を溶かします。油汚れに強い食器用洗剤が手元にあると使いたいところですが、食器用洗剤の多くは中性なので、定着してしまった頑固な油汚れを落としきるのは難しいでしょう。

花王の「マジックリンハンディスプレー」などはコンロや換気扇の油汚れにスプレーして時間をおき、拭き取るだけですっきり汚れを取り除く商品です。このような商品を試してみてはいかがでしょうか。

頑固な油汚れはアルカリ性洗剤でつけ置きを

キッチン用品でコンロの五徳や換気扇のフィルターなど取り外しが可能なものは、つけ置きで汚れを落としましょう。自然由来で食品にも使われている重曹は、水に溶かすと弱アルカリ性になります。洗剤の代わりとして使えて、油汚れをすっきり落とせますよ。

つけ置きの方法は、まず45Lのゴミ袋2枚を重ねて口を開きます。次に換気扇のフィルターやファンを入れて40~50℃のお湯に重曹を溶かして袋に入れ、1時間ほどつけ置きをします。その後、スポンジやブラシなどで汚れをこすって取り除きます。

重曹よりもアルカリ性が強いセスキ炭酸ソーダもおすすめです。まずは重曹で試してみて落ちきれない場合は繰り返すか、セスキ炭酸ソーダを使うとよいでしょう。

まとめ

洗剤には酸性と中性、アルカリ性があり、それぞれ特徴が異なります。中性洗剤は日常の色々な掃除に活躍します。アルカリ性洗剤は頑固な油汚れやカビ落としに効果があり、酸性洗剤は水回りの汚れに効果があります。

洗濯物やキッチンの汚れは、なかなか汚れが落ちにくく後回しにしてしまうこともありますね。しかし、今回洗剤の性質をうまく利用すれば案外簡単に汚れを落とすことが分かっていただけたのではないでしょうか?

洗剤のラベルをよく確認して、適切に使うことで快適な生活を送れるでしょう。
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