赤ちゃんの髪の毛が生えてこない!どのくらい経過を見ればよいのか
薄毛だと将来は?予防や対策はあるのか
赤ちゃんの薄毛で将来を心配する必要はない
大人の髪の毛が生え揃うのは小学校高学年から中学生ごろの第2次性徴期だといわれています。それまでは成長の途中なので、薄毛を心配する必要はありません。
しかし、まれに注意が必要な薄毛もあります。もしいつまで経っても髪の毛が伸びないようであれば、小児科や皮膚科の先生に相談した方がよいでしょう。また、4~5歳になっても髪の毛が生えてこないようであれば、先天性欠毛症の可能性があるので、受診をおすすめします。
生え替わりもあるので毛質も変わる
ママやパパのDNAを受け継いで髪の毛が濃くなったり薄くなったりすることがありますが、赤ちゃんの産毛は途中で生え替わるので毛質も変化します。この生え替わりのタイミングで、髪の質や量が変わるのが一般的です。
生まれたばかりの赤ちゃんの産毛が濃いか薄いかは個人差がありますが、どちらが良いとか悪いとかはありません。産毛が直毛であっても、大人になって直毛になるとは限りません。
産毛が完全に生え替わる3~4歳ごろまでは、赤ちゃんによって髪の濃さや伸びる速さは違います。髪の毛が薄くてもずっとそのままではないので、安心して見守ってくださいね。
特別な対策は必要なし!規則正しい生活を
赤ちゃんの髪の毛の成長には新陳代謝が関係しているので、ミルクや母乳をしっかりと飲ませましょう。また、入浴のときには汗や汚れをしっかり流して、頭皮を清潔に保つことも大切です。
赤ちゃんの洗髪は週に2~3回程度にして、素早く洗いましょう。頭皮を強く擦ると毛包にストレスがかかって脱毛や切れ毛の原因になるので、低刺激の赤ちゃん用シャンプーを使って優しくマッサージをするとよいでしょう。
できればシーツや枕カバーは毎日交換することが理想ですが、バスタオルなどを利用して毎日取り替える方法もあります。
まとめ
しかし、赤ちゃんの髪の毛の量や生え方はそれぞれ違っていて当たり前です。髪の毛が薄いのは成長過程に見られる自然な現象で、心配する必要はありません。
赤ちゃんのときに髪の毛が薄いからといって、大人になってからも薄いというわけではありません。特別な対策はせずに、規則正しい生活を心がけて温かく見守っていきましょう。