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ママ友と一緒のパート先って働きやすい?メリットデメリットと注意点

ママ友と一緒のパート先って働きやすい?メリットデメリットと注意点

子育てと両立するかたちで仕事を探したい、とママ友に話したら「うちの職場でパート募集しているよ。紹介してあげようか?」といわれたらどうしますか?また逆に「紹介してほしい」といわれたらどうしますか?ママ友と同じパート先で働くことのメリット、デメリットそして注意したい点を考えておきましょう。

ママ友と仕事が一緒のメリットデメリット

子ども関連での急な休みに理解が得やすい

どれほどママ自身が気をつけていたとしても、まだまだ幼い子どもの急な発熱やケガは避けようがありません。また園行事なども、前もって予定されていたとしても勤務シフトを組む前に知らされるとも限らないものです。

そうなるとどうしても避けようがないのが急な欠勤です。「子どもが熱をだした」「園の保護者会がある」など子育て中にはよくある事情でも、急にお休みすることを申し出るのは気がひけるものです。

しかしそのようなときに、職場に自分と同じように子育て中のママがいてくれると「お互いさま」と理解してもらいやすいというメリットがあります。またお互いの緊急事態の際には代わりに出勤するなど、事前に話し合ったうえで協力体制を万全にしている人もいます。

仕事で分からないことがあっても聞きやすい

新しい職場で新人として働くことになると、覚えるべきことがたくさんありますよね。ベテランスタッフに「わからないことがあったらなんでも聞いてね」といわれたとしても、相手が忙しそうであれば聞きにくい、と感じる人も多いのではないでしょうか。

また「こんなことを聞いたら呆れられるかな」「何度も同じことを聞いたら嫌がられるかな」などまだ人間関係ができあがっていない場合は特に、相手にどう思われるかが気になってしまうものです。

そのようなときに気心の知れたママ友がいてくれれば、ちょっとしたことでも聞きやすく助かることでしょう。また業務時間外、公園などで顔を合わせたときに雑談の延長で聞くこともできるのは大きなメリットです。

トラブルが起きるとその後の関係にヒビが

ママ友と同じ職場で働くデメリットもあります。もっとも気にすべきなのは、人間関係でトラブルになったときに影響が大きいことです。

働き始めたあとに、そのママ友と職場での関係が悪化してしまったりした場合、本来の関係性であった子どもの保護者としての関係までぎくしゃくしてしまったり、またその逆のパターンになったりすることも考えられます。最悪のケースだと子ども同士の関係にまで影響がでることも。

さらに当人同士は良好な関係を継続していたとしても、ほかの人のトラブルに巻き込まれてしまうこともないわけではありません。ここは相手のママ友の性格だけでなく、職場の人間関係にも注意を払い、人づきあい自体に慎重になる必要がありそうです。

ママ友からパートを紹介されたら確認しよう

勤務時間や時給など働く条件

知人から紹介された仕事であっても、通常の職探しの際と確認すべきことは同じです。あとでお互いに「話が違う」とならないように、書面でも確認することが大切です。

主婦の場合は特に「扶養の範囲内で働くのか」ということが勤務時間や時給などの雇用条件にダイレクトに関係していきます。あらかじめ自分の考えをまとめたうえで雇用先に伝えるようにしましょう。

以下に必ず確認しておきたい項目を挙げておきます。

1.勤務日数
・最低週何日働くのか
・必ず出勤しなければならない曜日はあるか
・土日出勤はあるか

2.勤務時間
・始業と終業の時刻
・早出や残業はあるか

3.時給
・希望どおりか
・今後アップしていくことはあるのか

仕事内容や職場のリアルな雰囲気

紹介してくれたママ友はすでにその職場に勤めているわけですから、詳しい仕事内容を確認しましょう。求められているスキルはもちろんですが、「こういう性格の人が向いているのではないか」といった感想や意見にも耳をかたむけましょう。

採用担当者の立場からすれば、紹介で面接を受けにきているということはすでに詳しいことを紹介者から聞いていて当然、というスタンスで面接をすることもありえます。面接の際に「こんなことも聞いてないの?」といわれ気まずい思いをしないように、確認できることは事前にしておきましょう。

もう一つ忘れずに確かめておきたいのが、職場の雰囲気です。単によい悪いだけでなく、誰がキーパーソンか、ちょっと面倒な人はいるか、など聞けるときに聞いておきましょう。

懇談会など休みの希望が一緒のときのシフト

自分で勤務日を決められるシフト制の仕事はママに人気があります。子どもの行事の日にはシフトをいれなければよいだけなので、仕事と子育てが両立させやすいのです。

しかし、ママ友の紹介の仕事の場合はこのシフト制がトラブルの種になることも。シフトの取り合い、押し付け合いがおきることがあるからです。

ママ友がすでに働いている、ということはほかにも子育て世代のスタッフがいる可能性は高いと思った方がよいでしょう。子どもの年齢や通う園が違えば、同じ日に園行事があることは少ないかもしれませんが、年度初めや学期末などは親が参加するイベント自体が増えるためバッティングすることもあるでしょう。

そうした際に具体的にどう調整するのかを確認しておけると安心です。

ママ友と働くことになったときの注意点

プライベートと職場のメリハリをつけよう

子どもつながりのママ友とはいえ、職場に友人がいるとついつい気がゆるみがちになることもあるかもしれません。しかし特に初めのうちは、大げさなくらいビジネスライクな態度をとることをおすすめします。

たとえば、お互い下の名前で呼び合うような関係であったとしても、仕事中は名字で呼び合う、さん付けをする、敬語で話す、など基本的なビジネスマナーを徹底するに越したことはありません。また休憩中などにちょっとした雑談になったとしても、2人だけがわかる内輪の話題で盛り上がったりするのはご法度です。

ママ友との関係を隠す必要はありませんが、あくまで仕事の場であることを十分意識して社会人としてふさわしい行動をしましょう。
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