共働きでも5分でできる読み聞かせ。親子で絵本を楽しもう
2~3歳「はじめてのおつかい」
「はじめてのおつかい」(作:筒井頼子)は、子どもみんなが経験する子どもにとってはワクワク、ドキドキの大冒険ですよね。このお話は、お母さんからはじめてのおつかいを頼まれた5歳のみいちゃんが、ドキドキしながらもはじめてのおつかいに行き頼まれていた牛乳を買ってくるという、シンプルで分かりやすいお話です。
「2~3歳の子にはこの本はまだ早いかな?」と感じるかもしれませんが、2~3歳の子どもは何度も繰り返して絵本を読むことで少しずつお話を理解していきます。優しい絵で描かれていて内容も可愛らしいお話なので、ママが読んでもほっこり温かい気持ちになれますよ。子どもはみいちゃんになった気分で、ドキドキ・ワクワクしながら聞いてくれるでしょう。
はじめてのおつかい|福音館書店
みいちゃんはママに頼まれて牛乳を買いに出かけます。自転車にベルを鳴らされてどきんとしたり、坂道で転んでしまったり、ひとりで歩く道は緊張の連続です。坂をあがると、お店につきました。お店にはだれもいません。みいちゃんは深呼吸をして、「ぎゅうにゅうください」と言いました。でも、小さな声しかでません。お店の人は、小さいみいちゃんには気がつかないみたい……。小さな女の子の心の動きを鮮やかに描いた絵本です。
4~5歳「バムとケロのそらのたび」
「バムとケロ」の絵本(作:島田ゆか)は、全部で5冊出版されている人気のシリーズです。「バムとケロのそらのたび」は、バムとケロがおじいちゃんから届いた組み立て型の飛行機を作り、作った飛行機に乗って旅にでるというお話で、想像力豊かな子どもたちはきっと冒険心をくすぐられながらワクワクして聞いてくれるでしょう。
絵本を読み終わる最後まで「どうなるの?」「ちゃんとおじいちゃんに会えるのかな?」と子どもだけでなく、大人もドキドキさせられるような内容なので、4~5歳の子どもたちにはピッタリの作品ですよ。鮮やかな色で絵本が描かれているので、絵を見るだけでも楽しめる作品の一つでしょう。
まとめ
絵本の読み聞かせは毎日習慣づけてしてあげることで、最初は読み聞かせに興味がない子でも少しずつ絵本に興味をもち始めていくので、忙しいパパやママもめげずに読み聞かせを楽しんでしてくださいね。