ママの働き方は派遣が便利?派遣のメリットや人気のお仕事
子どもを預ける園が決まった、子育てがひと段落した、家計のために収入を増やしたいなど、ママがお仕事を始めるきっかけはいろいろあると思いますが、働くことへのブランクが長いと不安もつきものです。派遣という働き方を知って、家庭と仕事をうまく両立してみませんか。
目次
- パートと派遣は何が違うのか知ろう!
- 自分担当のコーディネーターの有無
- 仕事の評価の方法が違う
- 社会保険や福利厚生の違いは?
- ママにとって派遣を選ぶメリットとは?
- 条件を指定して仕事を探すことができる
- 契約更新時に違う会社へ移る選択もできる
- 仕事に就く前に環境の情報等が多く得られる
- 派遣で働くときに注意したいこと
- 人によって時給が違うのでわざわざ教えない
- 休む時には派遣会社と親会社両方へ連絡
- 仕事は仕事と割り切って働くこと
- ママに人気のお仕事はどんなもの?
- 同じ境遇の人が多い事務スタッフ
- 家事に業務が似ているレストランスタッフ
- すぐに仕事を覚えられる軽作業ワーク
- おすすめの派遣会社を知りたい!
- 保険がお得「リクルートスタッフィング」
- サポート体制が充実「テンプスタッフ」
- 業界トップクラスの求人数「パソナ」
- まとめ
パートと派遣は何が違うのか知ろう!
自分担当のコーディネーターの有無
パートも派遣も日々の業務は勤務先の指示の下で行うので、一見違いはなさそうですが、勤務や雇用に関する交渉事の際にはその違いが現れます。
パートは自分自身で勤務先と交渉をすることになりますが、派遣は自分を担当するコーディネーターが窓口となります。勤務時間や給与など仕事の条件面の話は直接話しづらい方も多いと思いますが、コーディネーターを通せば角が立たずに聞きやすいですよね。
仕事の評価の方法が違う
パートの場合は勤務先から直接雇用されているので、評価が上がると昇給や待遇面に反映されやすいです。また、よほど重大な問題がない限りは減給や解雇といった心配もありません。
一方派遣の場合、勤務先と派遣会社の間では、契約更新の度に派遣スタッフは評価されています。一般的な契約期間は3カ月ですが、勤務先の評価がよければもう3カ月契約を更新する、という流れです。逆に評価が悪いと更新されずに契約終了となるため、パートと比べるとシビアな点かもしれません。
社会保険や福利厚生の違いは?
社会保険は法定福利厚生の制度で、労災、産休育休の取得などさまざまな保障を受けられます。一方、法定外福利厚生は企業が独自に提供するもので、交通費の支給からレジャー施設の割引まで内容は幅広く、社会保険の加入は関係ありません。
派遣の場合、契約期間が2カ月以上だと社会保険に加入することになります。パートは扶養の範囲内で働く方も多いので社会保険に加入しないイメージがありますが、労働時間や賃金など一定条件を満たせば加入対象となります。
ママにとって派遣を選ぶメリットとは?
条件を指定して仕事を探すことができる
ところが派遣の場合は、希望する条件をもとにコーディネーターが仕事をマッチングしてくれるので、自分1人だけでは探せないようなベストな職場を紹介してくれます。
また、事前に契約を結ぶため、例えば残業しないという契約内容であれば、基本的に残業が発生することはありません。断りづらいことでも、間にコーディネーターが入ってくれることでトラプルに発展することを防げます。
契約更新時に違う会社へ移る選択もできる
派遣会社が間に入って更新確認をすることで、自分と勤務先の双方にとって契約を見直すタイミングになります。今の仕事を続けるか悩んでいる場合は、辞めて別の会社を探すこともできます。
また、派遣会社には今までの評価や勤務経験が記録されているので、次の勤務先を紹介してもらう際のアピールにもなりますし、どういう仕事が向いているのかマッチングする際の判断材料にもなります。
仕事に就く前に環境の情報等が多く得られる
派遣のいいところは、本来1社ごとに問い合わせなければならないことを、コーディネーター1人にいろいろと相談できるということです。求人に対して受け身で情報を得るだけでなく、未経験だけどやってみたい、ブランクのある資格だけど活かしたいなど、希望に沿った仕事をマッチングしてもらえます。
さらに希望する職場に派遣実績があると、職場の環境や働いている人たちの雰囲気、周辺の町の様子など、より詳しい情報を教えてもらうこともできます。
派遣で働くときに注意したいこと
人によって時給が違うのでわざわざ教えない
ただここで気を付けたいのが、どんなに仲よくなっても時給などの契約内容については話さないようにしましょう。同じ業務をしているからといって時給が同じとは限りません。採用時の交渉で時給が上がった人や、時給の高い別の契約を終了して移ってきた人など、状況はさまざまです。
仲のいいママ友同士でも、収入や家計の話題はトラブルに発展することがあるように、立場や環境が近いほど収入差は気になってしまうものです。揉めると分かっている話題は最初からしないようにしましょう。