ワーキングマザーは行事に参加する?無理なく保育園行事を楽しむ方法
子どもを保育園に入れて復職しようと考えているワーキングマザーの中には、仕事と保育園の行事への参加で悩んでいる人が多いのではないでしょう。そこで、入園前に知っておきたい保育園行事の内容や対応の仕方について解説します。あわせて、仕事を休んででも参加したい保育園行事を三つご紹介します。
入園前に知っておきたい保育園の行事のこと
保育園を選ぶときは行事もチェックしよう
ママが参加する行事は、保育園によって大きな差があります。保育園を選ぶときには、家や職場からの距離だけではなく、行事もチェックするとよいでしょう。
親が参加する行事がどのくらいあって、何月に実施されるのか…。それらの行事が平日開催なのか土日開催なのか…。保護者会の役員になったときの集まりはどのくらいあるのか…。
ワーキングマザーが多い保育園は、幼稚園に比べると保護者参加型の行事は少ない傾向がみられます。それでも、保育園の方針によって行事の数はかなり違うので、事前に確認しておきましょう。
保育参観など平日に行われる行事も多い
これらの行事が行われる曜日は保育園によってそれぞれ異なりますが、平日に行われるものが多いようです。本来、仕事をするために子どもを預けるところが保育園なのですが、平日に開催される保育園行事に参加するためには仕事を休まなければなりません。
平日に行われる行事には、入園式や保育参観、引き渡し訓練などがあります。それでも、幼稚園から比べれば保育園は行事の数が少なく、当日参加するだけの行事がほとんどなので、保護者の負担は軽いかもしれません。
行事へ参加するために仕事を休む場合も
行事に参加しなければ子どもが寂しい思いをするだろうし、かといって仕事は簡単に休めないし…と保育園の行事と仕事の両立に苦労しているママは多いのではないでしょうか。
ワーキングマザーが多い職場では、保育園の行事に参加するため休みをもらっても理解が得られやすいかもしれません。しかし、必ずしもそのような職場ばかりではないでしょう。
子どもにとっては、ママが行事に来てくれないと寂しい思いをするものです。どうしても参加できないときには、子どもの気持ちをフォローしてくださいね。
先輩ママに聞く保育園行事への対応法
仕事を休むときは段取りと感謝を忘れずに
職場の仲間からすれば、前日や数日前に休みを申し出られると困ってしまうことがあります。周りに迷惑をかけないためには、なるべく早く休みの日を伝えておくことが大切です。
保育園では年間の行事予定や月の予定をお便りなどでお知らせしています。それらの園のスケジュールを確認し、少なくても1カ月前に職場に休みの申請をするとよいでしょう。また、休みをもらった後は感謝の気持ちを言葉で伝えることも忘れないでくださいね。
パパと分担して順番に参加する
パパが保育園の行事に参加するメリットは、いくつもあります。仕事の忙しさを理由に行事への参加を嫌がるパパもいるようですが、ぜひ協力してもらいましょう。
パパが保育園の行事に参加するメリットは、園での子どもの様子を直接見学できることです。また、行事に参加すれば先生と話をする機会もあり、先生とのコミュニケーションが取りやすくなります。さらに、ママとの共通の話題が増えることも大きなメリットです。
すべての行事に参加しようと頑張りすぎない
もちろん、保育園で行われる行事は我が子の成長の様子をみることができるよい機会です。子どもにとってもママが参加してくれた方が嬉しいに決まっています。
しかし、仕事との調整でどうしても参加ができない行事があるのは当たり前で、罪悪感を持つ必要はありません。実際、すべての行事に参加しているママはほんのわずかでしょう。
保育園の行事の中には、親が参加をした方がよいものと必ずしも参加しなくてもよいものがあります。仕事の都合や子どもの気持ちを考えながら、参加する行事を決めるのもよい方法です。
できれば仕事を休んで参加したい保育園行事
子どもも大人も楽しめる夏祭りや夕涼み会
夏祭りや夕涼み会はどの園でも特に力を入れている行事の一つです。パパやママはもちろん、地域の人を招待して盛大に行われる保育園もあります。7月初旬から中旬に行われる園が多く、金曜日か土曜日の夕方からの開催がほとんどです。
子どもたちは浴衣や甚平などを着て参加することもあるようですよ。規模は保育園によって違いますが、模擬店やお神輿、盆踊りを踊ったりして楽しみます。園児が踊る盆踊りやお神輿はかわいくて、見逃すのはもったいない行事です。暑い季節の行事ではありますが、親子でぜひ楽しみましょう。