気になるママ友のパート時給!差が生じる理由や聞かれた場合の対応
パートをしているママの中には、自分の貰っている時給が周囲と比べて高いのか安いのか気になっているママもいるかもしれませんね。しかし、お金の話はデリケートでなかなかママ友には聞けないものです。そこで、ここではママのパートのお金事情やママ友に時給を聞かれて困ったときの対応のしかたについて、ご紹介します。
パートで働くママの時給はどのくらい?
パートママの平均時給は約1,000円
もちろん職種や働く地域によっても時給に差は出てきますが、パートタイムで働く女性の平均時給は約1,000円程度です。地域ごとに定められた最低賃金は東京都が全国で最も高く1,013円で、最も安い県で790円となっています。
このことからも、地域によって時給水準には違いがあることがわかるので、全国平均よりも安いからといって時給が安すぎるというわけではありませんよ。
都心部や駅近だと時給は高くなりやすい
平均時給が最も高いエリアが関東エリア、続いて関西エリアとなっています。関東・関西エリアといったいわゆる都心部になると、店舗数・来客数が多く、それにともなって求人数が増え、必要な労働力を確保するためにも比較的時給は高くなる傾向にあります。同様の理由で、同じ地域内であっても駅から離れたエリアよりも駅に近いエリアの方が時給が高くなる傾向にあります。
なるべく高い時給のパートを探したいと考えている場合、家から少し離れたとしても、人が多く集まるエリアでの仕事を探してみてもよいですね。
専門職や資格があると高時給な傾向も
専門職の中でも、例えば薬剤師や看護師といった医療関連の専門職は時給が高く、薬剤師の平均時給が1,700円程度、看護師で1,400円程度となっています。
医療関連の時給の高さは魅力ではありますが、国家資格を持っていないとできない仕事です。そのほかに高時給な仕事としては、体力が必要となる引っ越しなどの運輸関連の仕事や、コールセンターなどの仕事があります。
これらの仕事は資格がなくてもできるものも多いので、高時給のパートを探すママにとっては選択肢の一つとして検討してみてもよいかもしれませんね。
同じ職場のママ友と時給格差が発生!
経験や職歴の長さで時給が上がることもある
時給が上がる要因はいくつかあり、職場の業績が向上したような場合には、働いている人全員が一律で時給が上がる可能性もあります。そのほかに、個人の働きぶりによっても時給が上がることもありますよ。
例えば、今までの職歴から経験豊富で即戦力として活躍が期待できる場合やリーダーなどの役職に就いた場合には時給が上がるケースが多いようです。ほかにも、真面目にコツコツ働いて勤続年数を重ね、その仕事ぶりを認めてもらうことでも時給アップが期待できますよ。
資格があると時給に反映される職場も
例えば、同じ薬局で働く場合であっても薬剤師と調剤事務の仕事では時給が大きく異なります。ほかにも、ドラッグストアやコンビニであっても、登録販売者という一般用医薬品を売ることのできる資格を持っていると、持っていない人に比べて時給が高くなります。
そのほか、事務の仕事であっても簿記検定を持っていることで資格手当が出る場合もあります。今は資格を持っていない場合でも、仕事をしながら実務の経験を積んで資格取得を目指し、時給アップを目指してもよいですね。
時給が違う?がんばれば昇給の可能性も
パートタイム労働法では、正社員でなくても働きぶりに応じて賃金を決定することが定められています。企業によっては昇給のための要件を就業規則などに明記していることもありますので、まずは確認してみるとよいでしょう。
どうしても昇給のための要件がわからないという場合は、職場の管理者に直接「自分に足りない点はどのような点で、どう努力すれば時給が上がるのか」と、聞いてみるのもよいかもしれません。
ママ友に時給を聞かれた場合の対応とは
ママ友同士でお金の話は望ましくない
お金の話はデリケートなので、嫌がる人も多くいます。同じような経済状況かと思ってお金の話をしてみたら意外と経済状況に差があることがわかったような場合など、ママ友同士の人間関係が悪化する原因にもなりかねません。
お金の相談をしたい場合は、個人情報には十分に気をつけたうえで、SNSやインターネットなどを通じて直接の知り合いではない人に相談してみてもよいかもしれませんね。