ママでもカフェでパートができる?仕事内容ややりがいをチェック
カフェの仕事はおしゃれで華やかなイメージがある一方、「きつい」「つらい」という意見もあります。カフェでパートをしたいけれど、働くことに不安を感じているママも多いのではないでしょうか。今回はママにも人気があるカフェの仕事内容ややりがいを紹介します。
カフェのパートはママにとって働きやすい?
接客だけでなくドリンクや簡単な調理もあり
なかでも多いのが、ケーキやドリンクのデコレーションです。生クリームやアイスクリームなどは接客スタッフが提供直前に盛りつけるという方式ですね。
また、接客担当がカウンターで注文を聞き、注文に応じてドリンクを作るというお店もあります。ホットサンドなどの軽食があるときはオーブンなどを使って温めることもあるでしょう。
調理も担当するカフェの仕事は料理スキルが活かされる仕事です。コーヒーのドリップやデコレーションの練習にもなって一石二鳥ですよ。
清掃業務はママの力が発揮できる
客席の床やトイレの清掃は開店前やお客さんが少ない時間帯、ドリップマシンなどの掃除は閉店後にすることがほとんどですが、食器の洗浄やテーブルは使うたびに掃除・洗浄します。
閉店後の掃除以外は忙しい時間の合間に行わなくてはならないことも多いため、短時間で手早く、きれいに仕上げることが大切です。
子育てをしながら家事もこなしてきたママは、掃除や食器洗いを手早く片付けることが得意ではないでしょうか。清掃業務はママの力が発揮できる分野といえますね。
おしゃれな制服でモチベーションもアップ
私服の上にエプロンや店名入りのベストを着るだけというところもありますが、エプロンやブラウス、スカートなどがワンセットになっているカフェやワンピーススタイルのカフェもあります。
お店の雰囲気に合わせてカジュアルやクラシカル、イタリアン、和風などのテイストでコーディネートされた制服を着ると気持ちを切り替えやすく、仕事へのモチベーションもアップしますよ。
カフェで働いていると、子どもから「お仕事しているときのママはかっこいい」といわれてニンマリする日が来るかもしれませんね。
カフェパートのつらいところは?
メニューが多いと覚えることがとても多い
また、トッピングなどをカスタマイズできるカフェは覚えることがさらに増えます。期間限定品や季節メニューを提供しているカフェなら新商品が出るたびにメニューを覚える必要があります。
オーダーの取り方やキッチンへの注文のとおし方も覚えなくてはなりません。メニューのなかには名前が似ているメニューと混同しないよう独自の呼び方をするものもあり、慣れないうちは混乱してしまうかもしれません。
カフェでパートをするときは、メニューの数や仕事内容を事前にチェックしておくとよいですね。
接客業の中でも比較的身だしなみに厳しい
ほとんどのカフェではラインストーンなどがついたデコネイルや長く伸ばした爪は禁止です。マニキュアは透明タイプのみ可となっているところもありますが、爪は必ず切らなくてはなりません。
濃いメイクや匂いが強い香水、腕時計やブレスレット、指輪も禁止となっていることが多いほか、髪の長さや髪型が規定されているケースも珍しくありません。茶髪禁止というカフェもあるようです。
また、身だしなみではありませんが、笑顔でないといけないということにプレッシャーを感じるママもいるようです。おしゃれで優雅なイメージを重視するカフェでは足音や猫背を指摘されることもありますよ。
モーニングからティータイムまで大忙し
なかでも、駅に近い場所にあるカフェは電車の到着時刻に合わせてお客が集中しやすく、暇だと思った直後に満席になることもあります。注文が重なってパニックになるとミスしてしまうかもしれませんね。
土曜日や日曜日、近隣でイベントが行われている日などは開店から閉店まで満席状態になるカフェもあります。立ちっぱなしで過ごすため、仕事が終わったときには足がパンパンにむくんでいるということもあるでしょう。
曜日や時間ごとの忙しさを事前にチェックしておき、慣れるまでは忙しくない時間帯にシフトを組んでもらいましょう。
働いてみたい人気のカフェチェーン店は?
季節のメニューも楽しいスターバックス
カフェといえば接客マニュアルが細かく設定されていることが多いのですが、スタバには接客マニュアルがありません。「どう接客するか」を自分で決めることができるため、やりがいを感じやすいのではないでしょうか。
また、コーヒーをテイスティングして味の表現方法や種類、産地ごとの違いを勉強できるのも魅力です。ドリンク作りが楽しいと感じている人も多く、大変さはあるものの「働いていて楽しい」カフェといえそうですね。
ただし、研修が厳しいと感じることもあるようです。コーヒーに興味がないママには向いていないかもしれませんね。