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子どもの着替えのしつけはいつから?自分で着られるように練習しよう

子どもの着替えのしつけはいつから?自分で着られるように練習しよう

子どもにとって自分で着替えることは難しく、毎日苦労しているママは多いのではないでしょうか。そこで、なかなか自分で着替えない子どもがいるママのために、自分で着替えられる年齢と嫌がる理由や、嫌がらずに自分で着替えられるように促す工夫についてご紹介します。

自分で着替えられる年齢と嫌がる理由とは

子どもが自分で着替える目安は3~4歳

我が子の成長を感じることの一つに、着替えがあります。着替えが自分でできるようになると子どもの自信に繋がり、その後ママの手から少しずつ離れていくことでしょう。

赤ちゃんのころの着替えはすべてママやパパが行いますが、2~3歳ごろには少しずつ自分で着替えるようになっていきます。自分でやろうとする意識が芽生え、着ていた服を自分で脱ごうとしたりママに着せられるのを嫌がったりするようになるのがこの時期です。

3~4歳ぐらいになるとひとりで服を脱ぐことに慣れてきて、自分で着替えられるようになるでしょう。服の左右や前と後ろ、裏表などもわかるようになり、服のボタンを上手に掛けられるようになってくる子どもが多いようです。

着替えを嫌がる理由は年齢によって様々

朝起きて子どもがパジャマから洋服に着替えるときに、嫌がってなかなか着替えようとしないことはよくありますよね。着替えを嫌がる理由は、年齢によってそれぞれ違うようです。

1歳前後の子どもの場合、「自分で着替えたいから手伝わないで!」という意思表示で嫌がることが多いようです。2~3歳ごろは自我が芽生え始め、後で着替えたいなどの自分なりの考えを持って嫌がっているのかもしれません。上手に着替えたいのに思うようにいかないもどかしさを感じていることも考えられます。

4歳を過ぎると、着替えの順番などその子なりのこだわりが出てくるようです。自分なりに頑張って着替えているのにママやパパに急かされたりすると、気持ちが爆発することもあるでしょう。

自立と甘えの行きつ戻りつを見守ろう

ひとりで着替えられるようになったはずなのに「ママ、手伝って!」と甘えてくることがよくありますよね。子どもは一度着替えができるようになっても、自立と甘えの行きつ戻りつを繰り返しながら成長していくものです。

自分の力だけで着替えられるようになってもママに甘えてきたときには、精一杯の愛情を注ぎましょう。ある程度手伝って「この後は自分でできるかな?」などと声かけすると、頑張ろうとするかもしれませんよ。

ママに着替えを手伝ってもらいたがる子どもは、ママとのスキンシップを求めていることが多いようです。このようなときにママが突き放してしまうと、欲求が満たされずにストレスを抱えてしまうことにもなりかねないので気をつけてくださいね。

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自分で着替えられるように促す方法とは

自分で脱ぎ着しやすい服を選ぼう

着替えは、洋服に頭を入れて袖を通したりボタンを掛けたりするなどの複雑な動作が必要です。これらの動作は子どもにとっては難しいので、自分で脱ぎ着しやすい服を選ぶようにしましょう。

ゆったりとした大きめのサイズであれば、子どもにとって脱ぎ着しやすい服といえるかもしれません。体にぴったりとした服だと、ママやパパでも着替えにくいですよね。

ボタンがついている服であれば、大きなボタンのものを選ぶようにしてください。また、服の前後が一目でわかるようなマークがついた服を選ぶと、前後を間違えることが少なくなります。

トレーナーやTシャツであれば生地が柔らかくてすっぽりと被れるので、子どもでも着替えやすいようです。

着替えの手順を丁寧に教えよう

子どもが着替えに興味を示すようになったら、ママやパパが子どもと一緒に着替えるなどして手順を丁寧に教えると上手に着替えられるようになるものです。

パンツやズボンは、低い椅子に座ると着替えやすくなります。穿くときには、両足をパンツやズボンの穴に入れるだけで穿けるようにして子どもの前に置きます。子どもが両足を入れたら、両手でウエストの部分を持って膝まで持ち上げるようにアドバイスをしましょう。最初は、膝から上に持ち上げるときにママやパパがお手伝いをしてください。

トレーナーやTシャツは、ママやパパが実際に着替えながら言葉で説明するとよいでしょう。着るときの手順を意識して、ゆっくりと着替えながら説明してくださいね。

細やかなサポートを欠かさないで

すべての着替えをママやパパに任せていた赤ちゃんも、やがては自分で着替えたいという意識が芽生えます。このとき、子どもの意欲を大切にしながら着替えのサポートをすることで、自分だけの力で着替えられるようになっていきます。

最初は積極的なサポートが必要ですが、子どもの様子を見ながら部分的なサポートに切り替えていくようにするとよいでしょう。足の指がズボンに引っかかって困っていたり、お尻が邪魔してズボンが穿けなかったりしたときがママやパパの出番です。

ポイントは、素早く目立たないようにサポートすることです。子どもによっては手伝おうとしただけで怒りだすことがあるので、優しく見守りながら部分的なサポートに徹しましょう。

嫌がらずに着替えられるよう工夫しよう

服選びは子どもに任せてみる

せっかくママが用意した服も、お気に入りの服ではなくて着替えるのを嫌がる子どももいます。自分の気持ちを上手に伝えられない子どもだからこそ、服選びを子どもに任せてみてはいかがでしょうか。

たとえば、着替えのときに2セット用意して「今日はどっちを着ようか?」と言葉をかけてみてください。自分で選んだ服であれば、嫌がらずに着替えてくれるかもしれませんよ。

引き出しから直接服を選ぶときには、選びやすいように服のたたみ方を工夫しましょう。季節に合わない服や着てほしくない服などは、子どもの目に触れないようにしておいてくださいね。

服選びを子どもに任せるといった工夫で子どもが着替えに興味を示し、自立心が育まれることが期待できます。
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