小学校受験の運動考査の内容は？親子でできる受験対策を紹介

2019,9,26 更新

公園で軍手と長ズボンで「くま歩き」

多くの学校で取り入れられている「くま歩き」は、受験対策というだけでなく、体のバランスを鍛える効果が期待できるため、ぜひ取り組んでおきたい動きです。

自宅で練習するのもよいですが、お天気のよい日は芝のある公園に出かけて、外でくま歩きをしてみましょう。手と膝を守るために、ママも子どもも軍手と長ズボンでやるとよいですよ。屋外だと、自宅で練習するよりも長距離にトライすることができますね。

難関校を想定しているなら、ある程度スピードを出してくま歩きができるようにしておきたいところです。ママと競争したり、タイムを計ったりして、ゲーム感覚で楽しみながら練習するのがおすすめです。屋外でくま歩きをするときは、ケガのないように注意してくださいね。

リズム感も体力も養われる「ケンケンパ」

体の操作性やリズム感を養うことのできる「ケンケンパ」も、子どもが好きな運動です。公園の砂の上に丸を描いて練習するのが簡単ですね。砂に描くなら、色々なパターンに何度も描き直すことができます。

自宅でやるなら、廊下などの直線にマスキングテープで印をつけて、通りすがりに練習するというのもよいですよ。ただし、マンションなどは階下への騒音に気をつけましょう。

ケンケンパは昔からある遊びですが、続けているとリズム感がつきますし、ジャンプしながら前進するという動きは意外と体力が必要です。単純だけれど、子どもの発達とワクワク楽しめる要素がたくさん詰まった運動遊びなのです。ママも童心にかえって一緒に練習してみてくださいね。

まとめ

小学校受験の運動考査については、塾や受験対策講座などでの指導だけでなく、家庭での日々の過ごし方が影響するといわれています。単純に「運動ができる」というだけでは、高評価には繋がらないのです。

日常的に楽しみながら運動をしているか、自主性や協調性を持って行動できるか、最後まで諦めずに取り組むことができるか、といった点が評価のポイントになるでしょう。しっかり対策していたつもりでも、受験本番で想定外の課題が出たとき、日ごろの行いがそのまま行動に繋がると心しておきたいですね。