子育てする上で大切なしつけ方。始める時期や上手にしつける方法
「~しないでね」を「~してね」に変える
例えば「机に落書きしないでね」と言われるよりも「この紙の上だけに絵をかいてね」と言われた方が、子どもは楽しくお絵かきができるのです。ママは、して欲しくないことを中心に子どもの行動をみてしまうので、どうしても否定的な表現を使ってしまいますが、子どもはそんなこと分かりませんから「ママはいつもダメダメばかり言っている」と思ってしまうのです。
それに子どもは、具体的にしてもいいことを言われた方が、理解しやすいのです。してもいいことを先に伝えて、それでも机にはみ出してしまったときに「机にはかかないよ」と付け加えれば、子どもは分かってくれるでしょう。
「~しなさい」を「~しよう」に変える
「歯を磨きなさい!」と言われると、無理やりやらされている気持ちになります。でも「歯磨きしようよ」や「もう歯磨きしたのかな?」と、歯を磨くことに気づかせ、促すような言葉に変えると、子どもは「無理やりじゃない、自分で歯を磨きに行くのだ」という気持ちでいられます。
「~しなさい」を使い過ぎると、子どもはママに「~しなさい」と言われるまではしなくていいと思い、言われるまで自分からしない子になってしまう恐れもあります。自分からやることを思い出し、ママに言われる前にできる子になってもらうためには、自主性の育つ言葉がけをしたいですね。
まとめ
いくら同じ年代の子が、公園で聞き分けよくしていても、実は家で駄々をこねているかもしれません。どの子も、得意なこと、不得意なことがあって、気分によっても泣きじゃくるのです。苦労しているのは、自分1人じゃないですよね。
子どもと正面から向き合い、気持ちを理解しようとすることで、しつけはもっと意味があり、親子の絆を強くしてくれますよね。