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子育てする上で大切なしつけ方。始める時期や上手にしつける方法

子育てする上で大切なしつけ方。始める時期や上手にしつける方法

子どものしつけで悩んでいるママは多いですよね。公園に行ったり、ご飯を自分で食べたりするようになると、守らなくてはいけないルールや、してはいけないことを教えてあげなくてはいけません。でも子どもは簡単にママのいうことを聞いてくれません。上手なしつけ方法や始める時期を考え、しつけの悩みを減らしましょう!

子どものしつけの必要性と大切なこと

挨拶や食事マナーなどの礼儀作法

挨拶ひとつで人との関係はぐっとよくなりますよね。近所の人に会えば「こんにちは」と声をかけるだけで、お互い気持ちがよくなり、近所付き合いもよくなります。

ほかにも、物をいただいたときは「ありがとう」、別れ際には「バイバイ」など、短い言葉でも十分に相手に気持ちを伝えることができますので、少しずつ教えてあげましょう。

もし恥ずかしがって挨拶できないなら、まだ無理させる必要はありません。大きくなってきて、挨拶がよいことだと気づけば、自分でするようになるでしょう。

食事中のマナーもそうですし、礼儀作法は小さなころから教えてあげましょう。小さなころから習慣にしてしまえば、自然とマナーを守れる子になるでしょう。

してはいけない事など社会のルールを教える

本能のままに生きていた赤ちゃんから、社会生活のルールを覚えるきっかけになるのが、公園などでお友達と遊び始めたときでしょう。おもちゃを仲良く使ったり、危険なことをしてはいけないと、ママが教えてあげる必要が出てきます。

例えば滑り台の上で、滑る順番をきちんと守り待つこと、相手を押したり危険なことをしてはいけないと教えます。自分の思いどおりにいかなくても、それを我慢できるようにさせなくてはいけません。

時には泣いて喚いたり、近くの子を叩いたりする子もいるでしょう。ママはとても大変ですが、それでもしてはいけないことをこの時期に教えてあげるのが、ママとパパの役目なのです。ここで踏ん張れば、踏ん張った分、子どもは社会ルールを守れる子に育ってくれるでしょう。

自主性を育てることが大切

しつけは「あれもダメこれもダメ」と子どもの行動を制限してしまうことが多いです。でもそうしていると、気がつけばママは1日中子どもを監視しています。

子どもは新しいことが好きです。新しいことにチャレンジして、徐々にそれが実はいけないことだと気がついたり、危険と安全の境界線をみつけます。

しつけはとても大切なことです。してダメなこといいことを親が教えてあげるのは大切なことです。でも、あまりにも何でも親が先に言ってしまうのは、子どもがチャレンジする気持ちや、自主性の芽を摘んでしまうことになります。

おおらかな気持ちで、ときには子どもの行動を見守りながら、本当に危ないならしっかり止めるくらいのしつけがいいのかもしれませんね。

子どものしつけを始めるのはいつ頃から?

出産直後から始められること

赤ちゃんのしつけは0歳からはじまります。でもこの時期のしつけは、食事のマナーや社会のルールを教えることではなくて、「赤ちゃんとママの信頼関係をきづく」ことです。

赤ちゃんが泣くと、ママは赤ちゃんをあやしたり、お腹がすいているのだろうか、オムツが汚れているのだろうかと考え、赤ちゃんの気持ちを知ろうと努力します。赤ちゃんが言葉を理解していなくても、声をかけたり、好きなおもちゃを渡してくれたり、赤ちゃんとコミュニケーションを取ろうとします。

こういうママの赤ちゃんを大好きな気持ちが、赤ちゃんを安心させ、ママを信頼し、赤ちゃんの自己肯定感も育てます。親を信頼し、社会を信じることができる子は、その後のしつけが上手くいくのです。

2歳までのしつけ方のポイント

2歳までのしつけ方のポイントは、ママができるだけしつけしやすい環境を作ることにあります。壊れそうな物は子どもの手の届かない場所に置く、散らかったら困るものは蓋をして開けられないようにするなどです。自由に動き回れる環境にしてあげれば、子どもはのびのびでき、ママも楽ですよね。

難しいことは理解できないので、しつけるポイントは「自分が危険なこと。相手に迷惑をかけること」にしぼります。いけないことをしたときには、真剣に子どもの目を見て「危ないでしょ!」などシンプルに言葉で伝えます。

子どもが泣き喚いたら、まずは落ち着かせます。感情的になっているときは、子どもは何も受け入れることができません。気持ちが落ち着いてから、分かりやすく説明してあげましょう。

3歳以降のしつけ方のポイント

3歳以降になると、言葉も理解し、自分の考えも持ち始めています。なので子どもも大人と同じように、話し合って理解するという気持ちを、ママは忘れてはいけないでしょう。

子どもが我がままを言って聞かないときも、頭ごなしに「ダメ!」と言うのではなく、どうして子どもがそんなにそれにこだわるのかを聞いてみましょう。すると意外にママが理解できるようなことを話してくれるかもしれません。聞くだけ聞いて、それでもダメなら、ダメな理由をママは説明してあげましょう。

ママも子どもとの約束を守るようにします。「お誕生日には欲しいものを買ってあげる。けど今は買わないよ」と言ったら、お誕生日にはきっちり買ってあげましょう。そうすることで、子どもは約束を守り、我慢できる子になります。

言い方を変えるだけで子どもも変わる

否定する前に共感する

「物は言いよう」と昔からいいますが、これはしつけでもいえることです。相手に気持ちを伝えるには、どのように言えばいいのか、そのときの状況や相手をみて言い方を変えると上手くいくことがあります。

子どもにママの気持ちを知って欲しいなら、まずはママが子どもの気持ちを知りましょう。例えば子どもが「まだ遊びたい!」と駄々をこねたら「ダメ!帰るよ!」と言うのではなく、「そうだよね。遊びたいよね。でもね、」と最初に子どもと共感します。

すると子どもは、ママは分かってくれている、けど家に帰らなくちゃいけないんだと、不思議と相手を受け入れる気持ちが起こってくるのです。これは子どもだけでなく、大人でも同じで、共感してもらうと気持ちが和らぐのでしょうね。
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