子どもが英語を習うメリット。教材や教室を選ぶときのポイント
英語教室に通ってみる
英会話教室のたいていの流れとしては、英語のあいさつや歌でのウォーミングアップ、フラッシュカードなどを使って遊びながらの単語学習、絵本の読み聞かせ、ダンスやゲームで体を動かしながらのアクティビティ、最後にシールやスタンプでのお楽しみという流れが多いようです。飽きさせず、楽しみながら英語に親しむレッスン内容が組まれていて、教室ごと、先生によって雰囲気が違ってきます。
外国人の先生とのマンツーマンレッスン、少人数でのグループレッスン、日本人の先生との2人体制でのレッスンなど様々な形態の英会話教室があります。自宅からの通いやすさ、レッスンの時間や内容、月謝、子どもと講師との相性などを比較検討して、子どもが楽しみながら通え、子どもの性格に合う教室を見つけましょう。
英語教材を選ぶときのポイントはコレ!
教材の内容はどのようなものか
家庭でも取り組める乳幼児向けの英語教材は、英語の歌が収録されたCDやDVD、アプリや無料動画、通信教材まで様々です。
様々な英語学習教材がセットになって販売されている通信英語教材は、一度購入すると一連の流れに沿って学習を進めていけば順序だてて英語を学んでいくことができます。CDのセットだけでなく、おもちゃや絵本がついていて英語学習の助けをしてくれるものは、子どもが興味をもちやすいようですよ。
続けやすい費用かどうか
無料動画や無料アプリなど、お金をかけずに学ぶことも可能ですが、充実した内容のものを順序だてて学んでほしい場合は、通信教材を検討される場合もあるかと思います。
乳幼児向けの通信の英語学習教材は、内容に比例して価格が上がってくるものが多く、CDだけのセットで3万ほどのものもあれば、おもちゃやフラッシュカードなども含めて80万ほどの高価なものまで様々です。
宣伝文句や口コミだけをみて購入する前に、一度無料体験版DVDを取り寄せてみてください。子どもの興味をひくものなのか、ママと一緒に楽しく遊びながら学べそうなのかを確かめ、予算との兼ね合いで検討されることをおすすめします。
教材以外のサポート体制も確認して
外国人とのイベントに参加できる特典つきのものだと、英語教材を通して学んだ単語や英語表現を実際に使いながら、歌やゲームなどのアクティビティを楽しむことができるのです。イベントが開催される場所や、別料金がかかるのかなどを事前に調べておくといいですよ。
仕事が忙しくてイベントがあっても連れていけないという方には、オンラインレッスンつきのものがおすすめです。英語教材で学習した内容に合わせて、講師の先生と会話ができます。オンラインレッスンの1回あたりの時間や月あたりの回数を確認しておく必要があります。
英語教室を選ぶときのポイントはコレ!
講師は外国人か日本人か
日本語が話せない外国人講師の場合、ナチュラルな発音や文法が身につく、日本語が話せない環境で英語で意欲的にコミュニケーションをはかろうとする、国際感覚が養われるので外国人でも物おじしない姿勢が身につく、などのメリットがあります。
日本人講師の場合は、日本人の苦手な発音や文法の知識に長けているのでわかりやすく説明できる、親と細かくコミュニケーションがとれるので要求を伝えやすい、などのニーズに応えることができます。
外国人の先生と日本人の先生の2人体制のレッスンなどもあるので、子どもと相性がよく、興味や関心を引き出してくれる先生を見つけてみましょう。
費用がどれくらいかかるか確認しよう
30分の短い時間の方が集中してできる、他の人がいると萎縮して発言できない、というお子さんであればマンツーマンレッスンがおすすめです。
対して、「あの子が20まで英語で言えたから私もいえるようになりたい」「あの子がやっているから私も宿題をやる」と競争心が強いお子さんであれば、お友達から刺激を受けながら学べるグループレッスンの方が楽しみながら身につけていけますよね。
子どもの性格と、レッスン代や入会金、教材費、運営費などの値段や内容を比較検討してから教室を選ぶといいですよ。
無料体験教室を活用しよう
無料体験レッスンを通して、教室の雰囲気を知ることができます。先生はきれいな発音か、子どもの興味を引き出すのがうまいか、英語を用いながらも身振り手振りでていねいに意味を伝えてくれるか、子どもが意欲的に取り組んでいるかをみることができますよ。
また、英語教室の中の飾りが子どもの英語への関心を引き出すようなものであるのか、季節ごとにイベントや製作物があるのかを知ることもできます。
実際に体験レッスンを通して、家庭が目指す英語力が身につくのか、先生と子どもとの相性などを知るようにするといいですよ。
まとめ
子どもが英語を習うときには英語教材や英語教室といった手段があります。どちらが家庭のニーズや子どもの性格に合っているのか、それぞれの選び方のポイントを参考にして、英語教材や英語教室を検討するときの材料にしていただければ幸いです。