子どもが英語を習うメリット。教材や教室を選ぶときのポイント
子どもに英語を習わせたいけれど、いつから始めたらいいのか、またどんな手段で習わせたらいいのか気になっているママは多いのではないでしょうか。小さいころから英語を学ぶメリットとともに、英語教材や英語教室の選び方のポイントについてご紹介していきます。
英語はいつから始めるのがいいの?
0歳からでも早すぎない!
実は、0歳からでも英語教育は可能なのです。「0歳から英語を始めるなんてちょっと早すぎるのではないか」と思われるかもしれませんが、英語を英語として認識していない分、よりナチュラルに英語を習得することができるのです。
どんな音でも吸収するこの時期に、英語の音のシャワーを浴びることによって、より早い段階から英語の音に慣れ、英語を聞き取る耳の基礎作りをすることができるのです。
2歳から始めるのが多い!
また、日本語と英語の周波数には違いがあります。使わない周波数の言語は成長するにつれて聞き取りづらくなってしまうため、日本語の周波数に慣れ親しみすぎてしまう前に習い始めるのが効果的だと考える方が多いようです。
どんな音でも聞きとれる「耳の黄金期」である2歳ごろから英語を習うことによって、日本語にはない英語の発音や周波数に適応しやすくなります。英語の音を認知できる小さいうちに習うほうがより簡単に音の違いを聞き分けられるため、2歳から始めることが多いようですよ。
母語が確立された4歳からでも大丈夫!
発語が増えて日本語がしっかりと身についてくるため、英語と日本語の混同がないのです。例えば「これは何?」と聞かれたときに「It's a ball.」とは答えません。それぞれ別の言語として認識できるのです。
この時期の英語のレッスンは歌やゲームのアクティビティが中心となります。「英語=楽しいもの」と感じることによって意欲的に取り組める、考える能力が発達してくるため英語を使ってコミュニケーションを取ろうとする、英語学習をするうえで大切とされる音を聞いたまま発音する「シャドーイング」にも意欲的に取り組める、などのメリットがあります。
子どもに英語を習わせるメリットは?
発音がよくなり、リスニング力がつく
それに対して小さいころはスポンジのようにどんな音でも吸収します。乳幼児期から英語を習い始めることによって、rとlの違いといった、日本語にない音の違いも苦労せずに聞いたままで聞き分けることができる「英語耳」を獲得できるのです。
正確な発音をインプットし、シャドーイングなどで聞いたままの正確な音をアウトプットすることをくりかえしていくことで、次第に正確に発音できるようになっていきます。英語に対して苦手意識を持つことなく、楽に英語の発音が身につきますね。
英語への拒否反応がなくなる
小学校の英語の授業では、歌やダンス、ゲームなどの体を使ったアクティビティを取り入れながら英語を学んでいきます。自信をもって発音したり、英語を使って先生や友達とコミュニケーションを図ることを楽しめますよ。
小さいころからたくさんの英語にふれ、英語を理解するための基礎を養っておくことで、小学校の英語学習だけでなく、中学校や高校でより難しい学習をするようになっても、苦労が少なく英語学習を進めていく助けになりますよ。
将来、子どもの世界が広がる
違う文化や言語の人とコミュニケーションをとろうとしたときに、相手の言おうとしていることを理解したい、自分の思いを伝えたいと思いますよね。乳幼児期の英語学習は、そういったコミュニケーション能力の基礎を育てていくのに役立つのです。
将来海外旅行にいくときに役立つだけでなく、最近は会社内の公用語に英語を取り入れるグローバルな企業も増えているので、子どもの将来の仕事の選択肢を広げることにもつながるのです。
どうやって英語を教えたらいいの?
英語教材を使ってみる
英語の歌が収録されたCDやDVD、おもちゃは手軽に取り入れやすいですよ。CDをかけ流しにしたり、DVDを見せっぱなしにするのではなく、ママと一緒に歌ったり、ダンスをしたりすると赤ちゃんも楽しみながら学べます。手遊び歌が収録されているものは、小さいころから取り入れやすいのでおすすめです。
「はらぺこあおむし」などの短い単語が多い英語の絵本の読み聞かせ、英語の手遊び歌やダンス、好きなキャラクターの英語教材などを組み合わせると、家庭でも英語への興味を高め、親しむことができますよ。
英語教材は種類が豊富にあり、英語にふれるきっかけづくりとして取り入れやすいです。お子さんの興味を引くものを一緒に探し、お気に入りのものを見つけ、英語を楽しむ土台づくりに活用してみてください。
年齢が上がるにしたがって、一緒にワークブックやゲームをすることもおすすめです。ママと一緒に英語にふれ、英語を使ってコミュニケーションを楽しめるといいですね。